...朝議已(すで)に幕府に貸す...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...もっと委(くわ)しく、博学(ものしり)らしく書きたてると、支那唐代の官職に依る貴族の階級中、従二品より従五品下までの名目(めいもく)だった語で、従二品が光禄(こうろく)太夫、正三品が金紫光禄太夫、従三品銀青光禄太夫、正四品上が正議(せいぎ)太夫、正四品下が通儀太夫、従四品上が大中太夫、同下が中太夫、正五品上が中散太夫、下が朝議太夫、従五品上が朝請太夫、下が朝散太夫ナリである...
長谷川時雨 「朝散太夫の末裔」
...琉球では雍正(ようせい)九年(一七三一)の朝議というものがあって...
柳田国男 「海上の道」
...朝議を議するならば...
吉川英治 「三国志」
...書生の分際で、朝議の決議に、異議を申したてるなど、もってのほかな奴だ...
吉川英治 「三国志」
...昨今の大事を知らずにいてよいものですか」「ではなぜ朝議にすがたを見せないのか」「ただ宰相たるのゆえをもって...
吉川英治 「三国志」
...これは朝議に付せられて...
吉川英治 「三国志」
...いくたび朝議にかけても一決せず...
吉川英治 「私本太平記」
...いかに朝議の決定までには...
吉川英治 「私本太平記」
...のみならず、朝議はその後、おかしな叙任(じょにん)を尊氏へ贈っていた...
吉川英治 「私本太平記」
...上奏文の響きはなんとあったぞ」「すでに朝議一決のあとにござりましたが」「うむ」「上書は...
吉川英治 「私本太平記」
...そして朝議はこれを「拒絶」と決めた...
吉川英治 「私本太平記」
...その功を朝議に仰いで...
吉川英治 「新書太閤記」
...さいごの判決が、朝議の末、公卿列座の上、いい渡された...
吉川英治 「平の将門」
...朝議にかけて」「いや...
吉川英治 「平の将門」
...朝議の重大問題として...
吉川英治 「平の将門」
...放置してはおけないという朝議である...
吉川英治 「平の将門」
...朝議ですでに斬罪(ざんざい)と決められた人だから...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??