...兎(と)に角(かく)朝比奈の切通しか何かをやつと通り抜けたやうな気がしてゐた...
芥川龍之介 「一塊の土」
...朝比奈碌堂(あさひなろくどう)...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...且朝比奈左近宗利をして其の宅を護らしむ...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...朝比奈氏は曾て侯の機關たる東京新聞主筆として...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...唯だ朝比奈氏は二宮氏に比して少しく温和にして變通あるを異りとするのみ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...その会議に列席していた朝比奈甲斐守(あさひなかいのかみ)から...
蜷川新 「天皇」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...この題を得たる八公(はちこう)熊公(くまこう)の徒はなかなか以て「朝比奈(あさひな)の曾我(そが)を訪(と)ふ日や初松魚」などいふ句の味を知る者に非ず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...奸党諸生組の朝比奈...
三好十郎 「斬られの仙太」
...(早口に)市川・朝比奈などの走狗...
三好十郎 「斬られの仙太」
...どんなふうに見える? どのように見られるか? 慶篤公が幕府に追討を願われたのは主として小石川におるお為(ため)派の朝比奈様佐藤様等の策謀ということになるか? まずそれだけのカイナデな観測がせいぜいだろう? するとこの私なども罪の一半を負う者として目(もく)されているかな...
三好十郎 「斬られの仙太」
...朝比奈などという人を幕府がけしかけたのも...
三好十郎 「斬られの仙太」
...諸生組の頭棟朝比奈...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...朝比奈の切通シから六浦越(むつらご)えに出る一策もございましたが」「ばかな」と...
吉川英治 「私本太平記」
...朝比奈主計(あさひなかずえ)の前へおいて退(さが)った...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝比奈主計(かずえ)の手から義元の前へ返した...
吉川英治 「新書太閤記」
...一……丸根砦(とりで)への寄手約二千五百余主隊長松平元康二……鷲津砦への寄手約二千余主隊長朝比奈主計(あさひなかずえ)三……側面援隊三千主隊長三浦備後守四……清洲方面前進主力大略六千余人葛山信貞(くずやまのぶさだ)...
吉川英治 「新書太閤記」
...朝比奈越えの道をえらぶ...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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