例文・使い方一覧でみる「朝公」の意味
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...征夷大将軍源実朝公の御台所に恥ぢぬ凜乎たる御自負と御決意とをつねにそのお胸の内にお収めなさつて居られたやうに日頃...
太宰治 「右大臣実朝」
...おのおのご自分ひとりが特に頼朝公の御信任を得てゐるのだと思ひ込み士気大いにあがり...
太宰治 「右大臣実朝」
...不幸にしてそのたずぬる物語のある頼朝公の尼寺というのを探し当てる以前に...
中里介山 「大菩薩峠」
...頼朝公の落（おと）し胤（だね）だという系図書もなし...
中里介山 「大菩薩峠」
...最初に来朝公演した...
正岡容 「大正東京錦絵」
...實朝公の墓穴には岩に彫物ある故に繪かきやぐらといふ...
南方熊楠 「人柱の話」
...鎌倉へゆくと頼朝公御六歳のしゃりこうべというのがある...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...頼朝公時代にそれを成すよりは...
吉川英治 「私本太平記」
...「頼朝公に比すれば...
吉川英治 「私本太平記」
...「これは頼朝公の後室...
吉川英治 「私本太平記」
...頼朝公のお旗上げのさい...
吉川英治 「私本太平記」
...頼朝公ですら、さしも死際（しにぎわ）はよくなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...むかし頼朝公が石橋山に破れて...
吉川英治 「私本太平記」
...……その由、鞍馬へ、おつたえして賜われ」吉次は、ちょっと、不満な顔いろを見せたが、押しいただいて、ふところに納めながら、「そのほかには？」「おことばでよいが――くれぐれも、亡き義朝公、源家ご一門のため、回向（えこう）おこたらずご自身も、朝暮（あけくれ）に仏道をお励みあって、あっぱれ碩学（せきがく）とおなりあるようにと……...
吉川英治 「親鸞」
...実朝公ノ御代ニ高野ニ隠レ居給フ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...頼朝公を甥（おい）と侮（あなど）られ...
吉川英治 「日本名婦伝」
...頼朝公には夫人（おくがた）の政子（まさこ）の方と御一緒に...
吉川英治 「日本名婦伝」
...あなた様の亡父（ちち）義朝公の伯父君にあたるお方の遺子（わすれがたみ）でお在（わ）せられる」と...
吉川英治 「源頼朝」
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