...それが朝儀として行われ...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...そして袖を掻(か)き合わせてうやうやしく礼をして、「朝儀大夫、使持節、台州の主簿、上柱国、賜緋魚袋(しひぎょたい)、閭丘胤(きゅういん)と申すものでございます」と名のった...
森鴎外 「寒山拾得」
...「朝儀大夫(てうぎたいふ)...
森鴎外 「寒山拾得」
...践祚(せんそ)大嘗祭の朝儀の最古最精確の現存記録であるが...
柳田国男 「海上の道」
...御代始めの大新嘗の朝儀が確立してからでも...
柳田国男 「海上の道」
...さらに進んでは上古以来の厳重なる農作の朝儀...
柳田国男 「海上の道」
...初穂採取の行事がようやく朝儀の面から遠ざかったのは惜しいことであった...
柳田国男 「海上の道」
...朝儀の新嘗祭が新暦十一月二十三日に行われることに決められたので...
柳田国男 「故郷七十年」
...また当年の落莫(らくばく)荒涼たる御所の有様や朝儀の廃(すた)れや幕府の無力や人心の頽廃(たいはい)など――見るもの聞くものに若い心を打たれながら――実に彼の大志は泉のごとく噴き出したものだった...
吉川英治 「上杉謙信」
...朝儀の御式微を相嘆いて...
吉川英治 「三国志」
...朝儀にしてまた軍国的でもあったことか...
吉川英治 「私本太平記」
...朝廷での朝儀はいともおごそかだった...
吉川英治 「私本太平記」
...ここわづか天下一統して朝恩にほこりし月卿(げつけい)雲客さしたる事もなきに武具もたしなみ弓馬を好みて朝儀...
吉川英治 「私本太平記」
...ここに皇居の粧いやら朝儀のかたちなどもととのいかけていた頃であったろう...
吉川英治 「私本太平記」
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