...各自の内部の充実と云ふ事が すべての場合に於て最も望ましい事なのです...
伊藤野枝 「編輯室より(一九一三年六月号)」
...むろん一つの型として望ましいのであるが...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...一週に一日業務を休んで宗教的情操を養うことは望ましいが...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...たやすく夫人に接近し得る機会の来ることが望ましいので...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...」「農業精神が失われずして工業が副業として行なわれる」ことが望ましい...
戸坂潤 「読書法」
...もしその望ましい廃止が...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...考えの背景の中におく方が望ましいという意味である...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...五度以下の時が望ましいのである...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究」
...宝石を身につけるのは望ましい...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...この方法が望ましいと言わざるを得ない...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...最も望ましい食物と考えられた...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...奥様のおそばに御逗留なさるのが望ましいので...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...それにふさはしい尊敬の拂はれることが望ましいのである...
三木清 「人生論ノート」
...それ故民藝の生長にとって望ましい事は...
柳宗悦 「民藝四十年」
...そういう人たちの無くて済む社会はたしかに望ましいのだが...
柳田国男 「木綿以前の事」
...けれども今日かぎり自分の望ましいように生きる...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...自分の望ましい生きかたをし...
山本周五郎 「山彦乙女」
...そしてそれはかくも望ましいものと認められている所の貨幣価値の斉一性へ接近することである...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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