...朔日には新月が出る...
...今日は朔日だから、神社にお参りに行こう...
...朔日には節分と同じように豆まきをする習慣がある...
...農暦の朔日は、田植えや種まきの日として重要視されてきた...
...今年の冬至から数えて、明日が朔日です...
...月が改まって十月の朔日(ついたち)に...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...お朔日(ついたち)前後と十五日前後とにきまっていて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...出来秋の野良仕事はまことにいそがしい、その間をぶらつく私は恥づかしかつた、私はまつたく不生産的人間だ、社会の寄生虫だ!夜は早寝した、明日は朔日だ、よし、明日からは働かう...
種田山頭火 「其中日記」
...むくむくと土をむぐらもちふるつくふうふういつまでうたふ改作ほつと夕日のとゞくところで赤い草の実二月朔日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...旧暦十月朔日の未明...
豊島与志雄 「画舫」
...明治五年申(さる)五月朔日(ついたち)...
福沢諭吉 「京都学校の記」
...七朔日(ついたち)と十五日と...
牧野信一 「鏡地獄」
...朔日(ついたち)から学校の始まるちいさい子供達を連れて...
水上滝太郎 「九月一日」
...そして今日は六月朔日である...
三好達治 「艸千里」
...二月の朔日(ついたち)に直物(なおしもの)といって...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...「七月朔日(ついたち)四更に発す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...)朔日(ついたち)(四月)見戸野々尻辺花猶盛に而珍しく...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...端に「天保九年八月朔日...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「天保九年九月朔日...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...五九釜蓋朔日(かまふたついたち)七月一日の行事または食物...
柳田国男 「年中行事覚書」
...以書附申進候爰許其後指たる義は無之候得共去朔日府中勢(田中愿藏)多人數繰出候由鯉淵村より注進有之土師村地内に於て田中勢と右村近郷御領地村々の百姓共と多人數打合双方即死手負人出來田中勢土師村放火家數二十軒及燒失結束すれば百姓も役に立つ...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...承安(じょうあん)の三年弥生(やよい)の朔日(ついたち)...
吉川英治 「親鸞」
...斯くして八月の朔日(ついたち)に先づ尋常三年生の長男と書生とが出懸け...
若山牧水 「樹木とその葉」
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