...賀節(がせつ)朔望(さくぼう)二十八日の登城(とじょう)の度に...
芥川龍之介 「煙管」
...こゝろあらためて七月朔日の朝露を踏む△筍を観てゐると...
種田山頭火 「其中日記」
...今年大正十一年十月の朔日...
永井荷風 「十年振」
...九月の朔日(ついたち)に地震の起った時...
永井荷風 「ひかげの花」
...日人と露人ははっと応(こた)えて百里に余る一大屠場(とじょう)を朔北(さくほく)の野(や)に開いた...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...朔望に大きな誤差を生ずるに至ってもどうすることもできないのであったが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...」「三月朔...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...其五六は「十千美酒酬三朔...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」「四月朔日...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...正保(しょうほう)四年丁亥(ていがい)十二月朔日(さくじつ)興津弥五右衛門景吉華押(かおう)興津才右衛門殿正保四年十二月二日...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」
...また一月後の十一月の朔日頃には...
柳田国男 「年中行事覚書」
...朔日(ついたち)と十五日もとは一続きの大きな祭であったものを...
柳田国男 「年中行事覚書」
...五月一日を豆炒り朔日と呼び...
柳田国男 「年中行事覚書」
...両目付に随行して来た中里道朔(どうさく)という医者と...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...(柴藤精蔵氏談)◇梅津朔造氏の歿後は斎田惟成氏が門下を牛耳っていたが...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...勿体ない奴じゃ」(梅津朔造氏...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...深く朔北(さくほく)に軍馬をすすめ...
吉川英治 「三国志」
...折から々(ひょうひょう)たる朔風(さくふう)の唸りが厳冬の闇を翔(か)け...
吉川英治 「新・水滸伝」
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