...彼女は、先生の指導をしっかりと服膺している...
...上司の命令を服膺することが、社会人としての当然の義務である...
...彼は、倫理的な価値観を深く服膺している人物として知られている...
...我々は、法律に従って服膺しなければならない...
...合格するためには、勉強に対して真摯に服膺することが大切だ...
...少くとも現代日本の官許教育方針を丸薬の如く服膺(ふくよう)出来ない点だけでも...
芥川龍之介 「入社の辞」
...こりゃ初子さんなんぞは殊に拳々服膺(けんけんふくよう)すべき事かも知れませんぜ...
芥川龍之介 「路上」
...この誡語を服膺す...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...少くとも現代日本の官許教育方針を丸薬の如く服膺(ふくよう)出来ない点だけでも...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...師匠の言うことは眷々(けんけん)服膺(ふくよう)して...
高村光太郎 「回想録」
...その精神は何人も服膺(ふくよう)せざるべからざる所なり...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...かつ全人類の服膺(ふくよう)すべき法則であるなどと...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...アメリカ主義と服膺(ふくよう)主義(ソヴィエートを指す)とに対する抗争は...
中井正一 「美学入門」
...外部から課せられる服膺主義にも苦しむ...
中井正一 「美学入門」
...さてこの原理を服膺(ふくよう)した上で時事問題に臨(のぞ)んで見るがいい...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...小奴に服膺(ふくよう)させねばならないと思っていた...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...之を服膺(ふくよう)して...
慶応義塾 「修身要領」
...僕みたやうな毛の生えた虱にはなんだか服膺出来さうにもないやうな気がするのだ...
北條民雄 「独語」
...僕なぞが服膺したら...
北條民雄 「独語」
...或はケンケン服膺(ふくよう)する事情におかれている個人対手にその説を曲げないというほど...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私はお言葉を服膺(ふくよう)して出かけませんが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...則拳拳服膺(すなわちけんけんふくようして)...
森鴎外 「渋江抽斎」
...己の服膺(ふくよう)しているのは...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??