...粕谷の墓守時には有髪(うはつ)の僧の気もちがせぬでも無い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...美しい有髪(うはつ)の尼さんが一人...
中里介山 「大菩薩峠」
...出レ家(いえをいず)有髪僧(うはつのそう)...
夏目漱石 「虞美人草」
...有髪の法体(おからだ)とも思えぬ案外の元気で...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...……会うだけなら」「会うておやりなされますか」「有髪(うはつ)のころは...
吉川英治 「私本太平記」
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