...有能な技術者であり...
海野十三 「心靈研究會の怪」
...その医師が有能な時には自由を与えた...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...――単に有能な哲学はテクニカルだと云うのではなく...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...新時代のために有能な未成年者の陣営と...
豊島与志雄 「自由人」
...ここに新たなる有能な色彩映画のシナリオ・ライターが...
中井正一 「色彩映画のシナリオ」
...有能な代表者が完全に無くなった訳ではなかった...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...化学とくに有機化学の問題解決能力および有能な観察者が明らかにした植物構造の知識に特異的に殆ど依存していない...
アーサー・ヒル・ハッサル Arthur Hill Hassall, M.D. 水上茂樹訳 「食品とその混ぜ物処理」
...もちろんこういうやりかたでも有能な人間はほかの人たちよりは多くのものを聞きつけはするが...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...有能な者にゆだねたからここに来れた...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...我が社の有能な記者を売り渡すなんて...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...あげくの果てには有能な仲間を一人犠牲にまでしてやっと探しあてた土地でありながら...
本庄陸男 「石狩川」
...あらゆる野蛮な形式で行われた死の拷問場と呼ばれた高知と高岡署の階上で官憲は数人にほとんど致命傷を負わせ二人の有能な労働者を奪い去った彼等は斃れた――同志古味はそれをまのあたり見た仮死と...
槇村浩 「同志古味峯次郎」
...凡ての有能な人間は相互の関係に立つべきである...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...世間で「上品で有能な*人」と呼ばれる人々である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...家庭にも困らせてゐる人があるといふ話が出て――僕はその若い有能な雜誌記者を惜むのあまり...
吉川英治 「折々の記」
...家庭にも困らせている人があるという話が出て――僕はその若い有能な雑誌記者を惜しむのあまり...
吉川英治 「競馬」
...またあなたのような有能な士をいたずらに辱めようとも思いませぬ」「待ってくれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...富める進歩的な国における粗生生産物の価格騰貴の原因についての有能な説明を与えているが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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