...息子の部屋の有様は最悪だ...
...この車の運転の有様はとてもスムーズだ...
...彼女が彼に告白した有様は感動的だった...
...あの店の売れ行きの有様は好調だ...
...彼の態度の有様には心底がっかりした...
...その有様(ありさま)は...
海野十三 「人造人間の秘密」
...もちろん生命の瀬戸際で軽業をしているような有様なのだから...
海野十三 「流線間諜」
...後日その折の有様を形容して...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...世界の勢いはそういう有様になっている...
大隈重信 「始業式訓示」
...世界の有様の最も宜い時に学ぶ...
大隈重信 「始業式訓示」
...なお毒土を掘り返し運搬している有様など見つつ大字除川に来た...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...まことに烈しい生活の有様である...
薄田泣菫 「森の声」
...その蟻の行動や勤労の有様をそのままに叙して...
高浜虚子 「俳句の作りよう」
...愁歎の声があからさまに随処に起る有様でございましたのに...
太宰治 「右大臣実朝」
...その中をあのラッパを鳴らした円太郎馬車が泥を蹴立てて走って行くという有様だった...
田山花袋 「日本橋附近」
...ABとCの間に波形の模様を描いたのは流れの早い部分の有様を示したものです...
寺田寅彦 「瀬戸内海の潮と潮流」
...ゴリオ爺さんのお粗末な情けない有様や痴呆染みた物腰は...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...さまざまに驚愕(きょうがく)している有様を...
堀辰雄 「恢復期」
...雪江の眼に映る有様では...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...満足なものは太郎一人の有様ですから...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...遁(のが)るべくもない有様であった...
吉川英治 「三国志」
...これも忽(たちま)ち枯渇(こかつ)してしまう有様なのだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...アメリカ人でワシントンを知らないのをあざ笑うかのような有様をして...
魯迅 佐藤春夫訳 「故郷」
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