...息子の部屋の有様は最悪だ...
...この車の運転の有様はとてもスムーズだ...
...彼女が彼に告白した有様は感動的だった...
...あの店の売れ行きの有様は好調だ...
...彼の態度の有様には心底がっかりした...
...……………さう云ふ有様であつたから...
井上準之助 「最近欧米に於ける財政経済事情」
...室内の恐ろしい有様が...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...更に段落と段落とを比較してその変化の有様を観察しておくと面白い...
大隈重信 「我輩は何故いつまでもすべてに於て衰えぬか」
...二人曳きの俥もゆき悩む有様であった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...昨日の成金は今日その居所をさえ失うという有様で...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...従ってそのはたらきあう有様が常に変化する...
津田左右吉 「歴史の学に於ける「人」の回復」
...図は上げ潮の時の有様ですから...
寺田寅彦 「瀬戸内海の潮と潮流」
...いい気になって石の雨が昼も邸の中へ降って来る有様とまでなってしまいます...
中里介山 「大菩薩峠」
...私が驚かされたような有様でございました...
中里介山 「大菩薩峠」
...藤原時代の有様が...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...見る目にもものすごいばかりの有様であった...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...これを下等の貧民幾百万戸一様の有様という...
福沢諭吉 「小学教育の事」
...……あの苦しみは地獄の有様だ!)彼は...
牧野信一 「明るく・暗く」
...単独でスタートの練習に余念のない有様だつた...
牧野信一 「ダイアナの馬」
...その近隣のインディアンが極度の欠乏に悩んでいる有様を...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...営中の士気の旺(さかん)なる有様をそれとなく見せて歩いた...
吉川英治 「三国志」
...なにしても異様なる有様であった...
吉川英治 「三国志」
...言いののしる有様だ...
吉川英治 「私本太平記」
便利!手書き漢字入力検索