...私はK君の樣な有望な畫家が――私は敢て畫家と云ふ――未だその渾沌たる思想を恥づる迄に自覺して呉れないことを惜しいと思ふ...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...其の頃緒につきかけて有望なるものゝ如く思はれてゐた事業はどうであつたか...
高浜虚子 「落葉降る下にて」
...前途有望なこの映画の監督にぜひひと通りの俳諧修行をすすめたいような気がしているのである...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...「あれなぞが有望な方だ...
徳田秋聲 「籠の小鳥」
...後々の問題の口火となるような或る有望な資格を有った特殊問題が立場へ移行することによって...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...問題がこのような将来の理論の展開に有望な特殊問題でないにも拘らず...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...映画はそのための最も有望な対象なのだ...
戸坂潤 「映画芸術と映画」
...その不器用な併し極めて有望な存在を続けていたばかりでなく...
戸坂潤 「科学論」
...吾人は肉(がくにく)輸入の有望なる事業たるを認め歓迎に吝(やぶさか)ならざるものなり...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...なかなか勉強家で有望な青年らしい...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...このチェロは若くて有望な人だ...
野村胡堂 「楽聖物語」
...ことにこれからあと大いに有望なものだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...当分の間は最も有望な領域であるが...
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」
...有望な作家三糸重二来り話す...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...かなり有望な玉の輿(こし)である...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「道化玉座」
...事実それは唯一の有望な方法に相違ないのだ...
牧逸馬 「土から手が」
...有望なのであります...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...彼の率ゐる梅花会(ばいくわくわい)の会員から有望な青年文学者を出して居る事も少く無い...
與謝野寛 「執達吏」
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