...有望なのもみんな本當でも...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...有望な男は居ませんよ……...
石川啄木 「鳥影」
...有望な男は居ませんよ……...
石川啄木 「鳥影」
...どうしても詩の将来を有望なものとは考えたくなかった...
石川啄木 「弓町より」
...ずっと将来も有望なる職業だった...
海野十三 「深夜の市長」
...ちょっと見ると莫迦に有望なだけ...
谷譲次 「踊る地平線」
...前途有望なこの映画の監督にぜひひと通りの俳諧修行をすすめたいような気がしているのである...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...将来非常に有望な物理学応用の新区域があるように思われる...
寺田寅彦 「物理学の応用について」
...その製糸工場の有望なことや...
徳田秋声 「爛」
...この点に就いて相当有望なものがあるように見える...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...有望な一階級だという処から...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...将来有望な才能だということだし...
豊島与志雄 「叔父」
...僕もあんまりな不人情な男だと思ったから泥だらけの手で君の写生帖を引き裂いてしまった」「僕の有望な画才が頓挫(とんざ)して一向(いっこう)振わなくなったのも全くあの時からだ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...今はどれだけ立派な人々が有望な仕事にとりかかっているかわかりません...
原民喜 「ある手紙」
...ことにこれからあと大いに有望なものだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...有望な様相がある...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...如何しても優等学生が勉強の合間に散歩に出たかたちだね……」「前途有望な二人の青年……」「止してくれ...
牧野信一 「環魚洞風景」
...青年が有望な外務省書記官であるのを喜んだ...
宮本百合子 「伊太利亜の古陶」
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