...それの有り方は過去ではなく現在なのである...
波多野精一 「時と永遠」
...客體の有り方の特異性に應じて...
波多野精一 「時と永遠」
...一つの有り方にある何ものかと他の有り方にある同じ何ものかとの間に存する聯關意味聯關において成立つといふべきである...
波多野精一 「時と永遠」
...反省の立場においての無といふ有り方が更に體驗――この場合自然的生の體驗――においての無を代表する場合にのみ囘想は有意味となるのである...
波多野精一 「時と永遠」
...ただ異なつた有り方としてのみ區別されるに過ぎぬ...
波多野精一 「時と永遠」
...その無は一種の有即ち異なつた有り方に過ぎぬのである...
波多野精一 「時と永遠」
...即ちそれの有り方の眞の姿...
波多野精一 「時と永遠」
...ロッツェはイデアの有り方を嚴密の意味の存在即ち Sein 乃至 Wirklichkeit より區別して Gelten(妥當)と名づけ...
波多野精一 「時と永遠」
...この場合可能性乃至質料としての有り方に過ぎぬものとなつてゐる...
波多野精一 「時と永遠」
...死は人間的主體が存在を續けつつ一つの有り方より他の有り方へ移る轉向點ではなく...
波多野精一 「時と永遠」
...その有り方は茸を見いだす我々人間の存在の仕方にもとづくのである...
和辻哲郎 「茸狩り」
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