...ただそれぞれ別箇の適用性を有するのかも知れぬ...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...彼等は少くとも悔恨と誠實との美徳を有するからである...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...未だ知られざりし社會主義者又は社會主義に近き傾向を有する同地方の青年等は恟々安からずと云ふ...
石川啄木 「日本無政府主義者陰謀事件經過及び附帶現象」
...しかして来年の計を為し貯蓄を有するもの幾干(いくばく)かある...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...大資本を有する三越の如きも...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...そしてこのもろもろの部分の全体の機械を有するということであって...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...私が私の有する観念のうちにおいて考察するところの実在性は単に客観的なものであるからして...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...そして有限な認識を有するものであることはもとのごとくであるにしても...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...この人が所有する(B)の量を qbとする...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...是れ侯は三尊中最も大なる潛勢力を有する人たればなり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...各黨各派孰れも確乎たる一大主義を有するなく...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...余が不幸なる者と呼ぶ余の患者を有するなり...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...共通した語根を有するや否やを考へ...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...自然的實在者の象徴としての意義を有する場合のみならず...
波多野精一 「時と永遠」
...ヒガンバナ科(マンジュシャゲ科)に属するいわゆる球根植物で襲重鱗茎(しゅうじゅうりんけい)(Tunicated Bulb)を地中深く有するものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...ついに正蔵を聴くの一夜を共有することはできなかった...
正岡容 「わが寄席青春録」
...彼らの所有する地方は最大の自然的肥沃度を有ち...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...主観的なところを有する私の存在をうちに包むものは単に客観的なものであることができぬ...
三木清 「哲学入門」
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