...月あかりにすかしながら...
芥川龍之介 「偸盗」
...――次郎はその時、月あかりに、汗にぬれた赤ひげと切り裂かれた樺桜(かばざくら)の直垂(ひたたれ)とを、相手の男に認めたのである...
芥川龍之介 「偸盗」
...材木のやうにナイル河を下つて来る鰐の群を月あかりで見守つたりした...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...月あかりのために...
太宰治 「彼は昔の彼ならず」
...・朝からぴよんぴよん蛙・穂すゝきへけふいちにちの泥を洗ふ・月あかり撰りわける夏みかんの数□・聴くでもないおとなりのラヂオ泣いてゐる七月十九日晴...
種田山頭火 「行乞記」
...……・くらがり風鈴の鳴りしきる・炎天の鴉の声の濁つてゐる・月あかり白い薬を飲むほどは・草ふかくここに住みついて涼しく・炎天の地しばり草の咲きつづく・おそい月が出てきりぎりす・ねむり薬もねさしてはくれない月かげ・夜蝉よここにもねむれないものがゐる七月廿九日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...それを打ち殺すのか・御飯のしろさぬくさが手から手へ・めい/\のこと考へてゐる灰皿をまんなかに・ゆふべいろづいた柿がおちさうな・なんとなくなつかしいもののかげが月あかり・さみしさのやりどころない柿の落ちる・郵便やさんたより持つてきて熟柿たべてゆく十月四日晴...
種田山頭火 「其中日記」
...月あかりで(石油がないので)不眠徹夜...
種田山頭火 「其中日記」
......
種田山頭火 「草木塔」
...余は月あかりに墓と墓の間を縫(ぬ)うて歩いた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...月あかりは胸から背なへぬけてしまつたほそながい影ひとつ ぼくのうしろへ映つてゐやしない...
仲村渠 「月あかり」
...川に照りかえす月あかりで闇の中にギラリと光った磨十手...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...勘八と秀は絵幕に描いた鯨をぼんやりした月あかりで見て...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
... 月あかりのもと あたりを うろついては ものを ほりだします...
ベアトリクス・ポッター Beatrix Potter 大久保ゆう やく 「きつねめさんのはなし」
...「月あかり」「テスト氏」詩集「零時零秒」――詩集の著者は喜志邦三...
牧野信一 「交遊記」
...小屋の軒先に掛つてゐる消防係りの名札を月あかりに透して...
牧野信一 「月あかり」
...往生ぎわの悪い狼共だね……」木の間を洩れる月あかりにすかして見ると...
牧野信一 「山男と男装の美女」
...その覗き窓の直ぐ下に大きなペンキ塗の犬小舎の屋根が月あかりに見えていた...
夢野久作 「継子」
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