...ドルトン氏によると2000グレインの水に1グレインの石灰硫酸塩を入れると普通に出会う泉の水の最高のものに変化させる...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...私の理想の女性の最高のものと言っていい...
上村松園 「作画について」
...最高のものでしょう...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...彼が理解すると思われる最高のものは簡単な便利という概念で...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...旅の姿として最高のもののように思われる...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...その最高のものを姉さんは実現なさるでしょう...
太宰治 「正義と微笑」
...茲ではそういう最高のもののことを云ってるのではない...
豊島与志雄 「少年文学私見」
...最高のものから最低のものに至るまで...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...医学史の最高のものの多くがこのようにして描かれ...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...バビロン文明の高度の業績、最高のもの、学があり選ばれた祭司の知識の深遠な果実は、宇宙の計画からなっており、洗練され完成して、多くの世代の働きの結果であり、これから政治的、社会的、科学的な、生活のすべての詳細が推定され、数学の証明と似たものである...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...逆に価値の最高のもの(涅槃(ねはん))を主張している...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...ヘーゲルが惡しき無限として輕蔑したところの限りなき進行の無限こそ最高のものである...
三木清 「歴史哲學」
...芸術と芸術家の態度として本質的に最高のものである...
三好十郎 「恐怖の季節」
...だれも音楽のうちの最高のものと知っていても...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...芳香を身体(からだ)に持つということを最高のものに仏様が書いておありになるのも道理だと思われますね...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...またかかる異常な美が最高のものとか最後のものとかいう意味にもならないのです...
柳宗悦 「民藝の性質」
...しかしシナに於て創られた文化としては最高のものであり...
和辻哲郎 「鎖国」
...恐らく人為に望み得る最高のものであったろう...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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