...あるいは書函の上に...
井上円了 「おばけの正体」
...私のLibrary(ライブラリイ)(書函)のなかのもっとも価値あるものとして遺しておきましょうと申しました...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...拓本(たくほん)十巻ヲ収メタル書函(しょばこ)か...
海野十三 「時限爆弾奇譚」
...曝書(ばくしょ)風強し赤本(あかほん)飛んで金平(きんぴら)怒る書函(しょかん)序あり天地玄黄(げんこう)と曝(さら)しけり明治四十一年八月五日 日盛会...
高浜虚子 「五百句」
...書函一たび投ずれば...
田中貢太郎 「続黄梁」
...中央郵便局の私書函には Service des Prisonniers de Guerre「俘虜郵便」の標示をつけた行嚢が...
久生十蘭 「ノア」
...机の側(かたわら)に押立たは二本立(だち)の書函(ほんばこ)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...書函(ほんばこ)の書物を手当放題に取出して読みかけて見たが...
二葉亭四迷 「浮雲」
...De Koller, Poste Restante, Granatos, Budapest.ブダペスト郵便局私書函である...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...このほうの宛名は維因納局私書函になっている...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...ブダペスト局の私書函には「淋しき独身者ドュ・コレル」宛の「優雅なる女性」からの返事が五十三通未開封のまま溜っていたし...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...宛名は中央郵便局留置27号私書函(かん)...
夢野久作 「暗黒公使」
...はたと文書函(もんじょばこ)の蓋(ふた)をした...
吉川英治 「新・水滸伝」
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