...四度も書き直してくれて...
太宰治 「虚構の春」
...はじめは文句も成さなかったのを幾度も書き直した...
豊島与志雄 「蠱惑」
...ジャン・ミシェルは猛(たけ)りたっていた――そして彼は書き直し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それを見慣れた文字に書き直していたようであります...
中里介山 「大菩薩峠」
...小数に書き直してみると...
中谷宇吉郎 「神仙道と科学」
...しきりに書き直しを請求してやまない...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...兎(と)に角(かく)尤(もっと)もだと思って書き直した...
夏目漱石 「処女作追懐談」
...幹助は無筆と言って居るが実は仮名文字位は書ける――その手紙をすっかり書き直して...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...楽屋にこもって先日の轟夕起子との対談会をペラ五十枚に書き直した...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...菊田が書き直し十四日あたりからそれをやることゝなる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...「上半分」と書き直したものと思われる...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「モルグ街の殺人事件」
...用事は用事でそれは単に証書を書き直して呉れゝば済むのだからその点は憂へ給ふ勿れ...
牧野信一 「途上日記」
...もう二三度書き直したら? と遺憾な気が致しました...
牧野信一 「浪曼的月評」
...ずっと書き直します...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...中公の書き直した部分の校正が出はじめました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...時にはバルザックがかいた豹(ヒョー)についてのロマンティックな物語を書き直したりするところもあるが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...それを私が書き直したという評判が立ったのも...
柳田国男 「故郷七十年」
...それでも四十歳を過ぎてから五社連盟の新聞紙上に「親鸞」を書き直したのです...
吉川英治 「親鸞の水脈」
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