...――サン・クリストフの伝説を慶長版(けいちょうばん)の伊曾保物語(いそぽものがたり)風にちょうど半分ばかり書き直したものは今月のある雑誌に載せられている...
芥川龍之介 「文章」
...弦四重奏曲を相当によく書くことが判り始めて以来すっかりあれを書き直しているためだ...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...書いては書き直し...
大杉栄 「獄中消息」
...大変お気の毒だけれども書き直してはくれないだろうか...
太宰治 「虚構の春」
...なんとかしてうまく書き直してごまかさうと決心したのである...
太宰治 「猿面冠者」
...ジャン・ミシェルは猛(たけ)りたっていた――そして彼は書き直し...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...脚本のトガキだけを書き直して其儘(そのまゝ)絵入の草双紙にしたもの...
永井荷風 「虫干」
...兎(と)に角(かく)尤(もっと)もだと思って書き直した...
夏目漱石 「処女作追懐談」
...菊田が書き直し十四日あたりからそれをやることゝなる...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...書き直した草案を再び陛下の御眼にかけて...
前田多門 「「人間宣言」のうちそと」
...講演の不成功に落胆せずにポウはその草稿を書き直して間もなくプトナム出版社を訪れ...
牧野信一 「『ユリイカ』挿話」
...あれをすっかり書き直し...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これを書き直しはじめたわけ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...もう一遍書き直して見い...
森鴎外 「渋江抽斎」
...あしたから書き直しにかかる...
山本周五郎 「青べか日記」
...有態(ありてい)の通り書き直して差し出せ」「畏りましてござります」「――が...
吉川英治 「新書太閤記」
...それでも四十歳を過ぎてから五社連盟の新聞紙上に「親鸞」を書き直したのです...
吉川英治 「親鸞の水脈」
...それは今日までつまり三度目の書き直しは果されてはいないのです...
吉川英治 「親鸞の水脈」
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