...トランクの後を追って書きつけていると際限(さいげん)がないので...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...次の様な恐ろしい文句が書きつけてあった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...書きつけの読みちがいですよ...
江戸川乱歩 「大金塊」
...そしてそのいろいろ書きつけたものの中から...
大杉栄 「日本脱出記」
......
種田山頭火 「行乞記」
...実際書きつけていると...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...ここに書きつけては...
夏目漱石 「坑夫」
...本へやたらにノートを書きつけたり棒を引いたりする癖があるものですから」「さよう...
夏目漱石 「自転車日記」
...メモに何か書きつける...
林芙美子 「新版 放浪記」
...その旨を書きつけておいたから...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...指へ血をつけてそんなものを書きつけたんだ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...この黒い手帳に書きつけた公式や法則はそれ自身無に等(ひと)しいということを発見したんだ……おれはナ...
久生十蘭 「黒い手帳」
...横っ腹に L'A mazone Ja-163 と書きつけた...
久生十蘭 「だいこん」
...この小片へ書きつけておくこととした...
正岡容 「寄席行燈」
...わたしはバルブレンが先(せん)に住んでいた場所の名をいろいろ紙に書きつけておいた...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...手帳に何かせわしそうに書きつけながら...
宮沢賢治 「銀河鉄道の夜」
...前に云っていらしてなかった分とを皆書きつけてたのみました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...現在の形に書きつけられたのは百年近く後である...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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