...私はやっぱり更級日記から一歩も進んでいなかった...
太宰治 「斜陽」
...さうやつて少年の日に「更級日記」を讀み...
堀辰雄 「姨捨記」
...「更級日記」を書いたいかにも女のなかの女らしい...
堀辰雄 「姨捨記」
...そのときその山麓の古びた村と「更級日記」と――私が少年の日から別々にそれを懷しんできた二つのものが...
堀辰雄 「姨捨記」
...なぜこの日記が信濃に因んで「更級日記」と題せられるやうになつたか...
堀辰雄 「姨捨記」
...そして彼女の囘想録を讀み了らうとする瞬間に誰しもの胸裡におのづから浮かんで來るであらう信濃の更級の里あたりの佗しい風物...
堀辰雄 「姨捨記」
...そこに私がこの「更級日記」を自分のものとして書き變へるための唯一のよりどころがあつたと云つてもいい...
堀辰雄 「姨捨記」
...私ははじめてその更級の里...
堀辰雄 「姨捨記」
...やはり同じ更級郡にあつて昔小長谷山(をはつせ)といはれてゐた山(現在の參謀本部の地圖には篠山と記載せらる)であつたらしいと云ふ...
堀辰雄 「姨捨記」
...「更級日記」などが隨分好きです...
堀辰雄 「更級日記など」
...この「更級日記」の作者などが...
堀辰雄 「更級日記など」
...更級郡大岡村の下大岡という部落でありますが...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...同じく更級郡更府村の湧(わく)池という部落でありますが...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...『更級日記(さらしなにっき)』の文にも見えているように...
柳田国男 「木綿以前の事」
...花の汁が紫インキのようだからというが(更級(さらしな))...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...更級郡(さらしなぐん)の塩崎あたりまで来た頃には...
吉川英治 「上杉謙信」
...それは更級郡の一部...
吉川英治 「上杉謙信」
...更級(さらしな)へ下りてゆく...
吉川英治 「上杉謙信」
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