...未醒君の発起で陰気な二階の一夜を怪談に更かす...
押川春浪補 「本州横断 痛快徒歩旅行」
...そんな処に日を消し夜を更かすことも珍らしくなかった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...川村秀治と堀井英一・友田純一郎とでみや古へ芸術談に夜を更かす...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...釜足やリキーと仕事話で夜を更かす...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...レコードの打合せに夜を更かす...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...麻雀に夜を更かす...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...映画昔ばなしに夜を更かす...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...喋り喋って、夜を更かす、一時すぎ、アダリンをのむ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...たゞ清を見て夜を更かす...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...造船作業の爲に夜を更かすことが多かつた...
牧野信一 「緑の軍港」
...造船作業の為に夜を更かすことが多かつた...
牧野信一 「緑の軍港」
...とりとめもなく夏の夜を話し更かすのです...
宮本百合子 「蚊遣り」
...)相変らず踊やなんぞで夜を更かすのかい...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...歌をうたひ噺をして樂しげに夜を更かす習ひである...
柳田國男 「伊豆大島の話」
...夜おそくまで使いがありはしないかと待ち更かすこともあった...
山本周五郎 「初蕾」
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