...曳(ひ)き出(だ)すと...
泉鏡太郎 「十六夜」
...かの傳奇の老大家は歴史の上に燦爛たる紫雲を曳き...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...諸人筋力を尽して之を曳くこと...
太宰治 「右大臣実朝」
...曳(ひ)きとめて休んでもらった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「阿繊」
...牛に曳かせた綺麗な車がむこうの方からきた...
田中貢太郎 「黄金の枕」
...テルソン銀行の戸口にいる馬の番人が馬を曳いて逃走して死刑に処せられた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...ガラツ八と瀧五郎に曳(ひ)かれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...曳出しに手をかけたまま...
久生十蘭 「肌色の月」
...鶴子の衣裳戸棚の曳出しの下着の間から...
久生十蘭 「魔都」
...船を曳くがいい」しかし心から気分がいいというわけではなかった...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...女子供の手を曳(ひ)いてさんまんと歩いている...
本庄陸男 「石狩川」
...彼女は美しく装いを凝(こら)した淡竹色(うすたけいろ)の裳裾(もすそ)を曳(ひ)きながら...
横光利一 「日輪」
...つい曳きずられて行くような恰好をぜひなくしていた...
吉川英治 「私本太平記」
...県役署へ曳かれて行った」町は七月の猛暑...
吉川英治 「新・水滸伝」
...白洲(しらす)へ曳(ひ)け」夜半をすぎていたが...
吉川英治 「親鸞」
...柵の厩(うまや)の栗毛(くりげ)を曳いて...
吉川英治 「平の将門」
...手頃な小舟を社(やしろ)の裏へ曳(ひ)いて来る...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...十五すでに簾裡(れんり)に裳(もすそ)を曳く――と...
吉川英治 「源頼朝」
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