...今こそ曲節(ふし)面白く音樂が奏でられる...
アーヴィング 高垣松雄訳 「驛傳馬車」
...つぶやくような曲節に似た...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...曲節も旋律も、呑み込むことが出来なかった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...「ヤンキー・ドードル」や「朝までは家へ帰らぬ」〔いずれも米国の流行歌〕の曲節があったのは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...かかる曲節は、容易に北露からカムチャツカへひろがり、千島群島を経て蝦夷へ入り得るであろう...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...山間(やまあひ)の篆畦(あぜみち)曲節(まがり/\)て茲(こゝ)に抵(いた)る行程(みちのり)一里半可(ばかり)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...ある曲節には非精神的な感動を受けた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...鈴木春信の可憐幽婉なる恋愛的画題は単純にして余情ある『松の葉』の章句あるひは「薗八(そのはち)」の曲節を連想せしむるものならずや...
永井荷風 「江戸芸術論」
...どのような憂いのある人の心も和ませずには置かぬような長閑な曲節であった...
久生十蘭 「魔都」
...不思議にも噴水の鶴は曲節(ふし)も長閑に歌を唄い出したのである...
久生十蘭 「魔都」
...一風変った曲節の口笛の音がやむと...
久生十蘭 「魔都」
...ニヤニヤしているばっかりでこの老練の浪曲節はいっこうに詳しいことを語ってはくれなかった...
正岡容 「艶色落語講談鑑賞」
...まあ生活には様々の屈伸曲節があっていいのでしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...たくさんの襞(ひだ)や隅や曲節をもち...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...変化に富んだ飛び方の曲節によって...
夢野久作 「能とは何か」
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