...頸にかけた七つの曲玉を一日毎に...
芥川龍之介 「産屋」
...男の頸にかけた曲玉は...
芥川龍之介 「産屋」
...この曲玉は馬琴(ばきん)が...
芥川龍之介 「貉」
...曲玉(まがたま)のことであることには...
伊波普猷 「土塊石片録」
...これは曲玉(まがたま)の一種(しゆ)でもあらう...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...三 大きな曲玉の澤山を緒に貫いたもの...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...曲玉は、玉の威力の發動の思想を表示する...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...八尺(やさか)の曲玉(まがたま)というりっぱな玉の飾(かざ)りをおつけになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...八尺(やさか)の曲玉(まがたま)というりっぱな玉で胸飾(むなかざ)りを作らせました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...八尺(やさか)の曲玉(まがたま)をつけ...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...石器時代遺跡發見物中に在る曲玉及び其類品は裝飾として種々に用ゐられしなるべけれど...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...石器時代の曲玉と我々日本人の祖先の用ゐたる曲玉とは其性質に於て等しからざる所有り...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...明治三十三四年頃先生の戯曲玉篋兩浦島(たまくしげふたりうらしま)が伊井一座の新派俳優によつて市村座の舞臺で演じられたのを見に行つた時であつた...
永井荷風 「鴎外記念館のこと」
...例えば我国の古代において男女ともに胸間にさげていた曲玉(マガタマ)なども...
中山太郎 「屍体と民俗」
...わが邦の発掘物としては曲玉や銅剣位が関の山だが...
南方熊楠 「十二支考」
...水晶その他の曲玉管玉(まがたまくだたま)が伝えられて...
柳田国男 「海上の道」
...神に奉仕する女性の家に水晶その他の曲玉・管玉が伝えられている...
柳田国男 「故郷七十年」
...矢の根石や曲玉(まがたま)管玉等を採集に來る地方の學者――中學の教師などが旅籠屋(はたごや)の無いまゝによく自分の家に泊つては...
若山牧水 「古い村」
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