...そして、また道をつづけたが、角を曲ると、田舎の地主の気持ちのよい邸宅が見えた...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「駅馬車」
...それについて曲ると...
石川啄木 「病院の窓」
...角を曲ると、頭の上に白いものがぶら下っていた...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...一つ枝道(えだみち)を曲ると...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...信じて斷乎として右へ曲るのも...
太宰治 「お伽草紙」
...車がぐいと曲る毎に妻がどんな顔をしているかとヒヤヒヤしたが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...オープンショウは角を曲ると...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「古書の呪い」
...それから横町に曲ると...
豊島与志雄 「田舎者」
...角を曲ると、宿の前に人だかりしているのが見えた...
直木三十五 「南国太平記」
...富士見町(ふじみちょう)の大通から左へと一番町へ曲る角から二...
永井荷風 「梅雨晴」
...電車が急に角を曲るとき...
夏目漱石 「それから」
...路地を二つ三つ曲ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あんな方角へ曲る筈がありません...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...君と僕とはC町から曲る前に馬の話をしてゐたね...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「病院横町の殺人犯」
...坡(どて)について曲る...
三島霜川 「昔の女」
...白足袋がこそこそと横町に曲るのを見送って...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...草の間の狭い道をコッソリと右に曲ると...
夢野久作 「木魂」
...身体のねじれと一緒に心もねじれたように胴で曲るのを感じつつ...
横光利一 「旅愁」
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