...二――山の岨(そば)を一つ曲ると...
芥川龍之介 「槍ヶ嶽紀行」
...しかしどっちかへ曲る必要のあるときは...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...巷(ろじ)の曲り角を曲る時...
田中貢太郎 「妖影」
...その米屋の角を右に曲ると...
田中貢太郎 「妖影」
...檜林について曲る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...私は旅館の角を右に曲る...
外村繁 「落日の光景」
...曲ると――二つの影が「武助」「五郎太」と...
直木三十五 「南国太平記」
...左に折れ曲る急坂を...
直木三十五 「南国太平記」
...女は曲るたび毎に...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...」神社の石垣について曲ると片側は花柳界の灯(あかり)がつづいている横町の突当り...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...それを左へ曲ると一の橋...
中里介山 「大菩薩峠」
...宝丹(ほうたん)の角(かど)を曲るとまた一人芸者が来た...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...薄青いペンキ塗りのさびしい塀に沿つて曲ると...
正岡容 「寄席風流」
...そこを行ってタバコやを曲ると...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何町か知らないが、狭い横町に曲る...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...反対側へ曲るかするが...
山本周五郎 「季節のない街」
...中廊下をいって左へ曲ると...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...どこの炉端の鼻もすぐその方へひん曲る...
横光利一 「夜の靴」
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