...最後の断案を下して曰く...
高木敏雄 「比較神話学」
...検断に曰く「あなたは剣難の相がある...
坪内逍遙 「斎藤緑雨と内田不知菴」
...パリの狼狽者流は曰く出版の自由これなりと...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...曰く「今日においては内に一尺の民権を伸ばさんより...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...先きの日故郷よりの便りに曰く...
樋口一葉 「ゆく雲」
...徳山曰く「二階は客がムクれ上ってゐる」夜も「ガラ」はいゝが...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...嘉納氏の奥さん曰く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...(駿台小隠(すんだいしょういん)に代りて)答へて曰く...
正岡子規 「人々に答ふ」
...』1)Id. vol. iv. p. 411.彼は曰く...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その系論とは曰く...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...いわく、〈会稽余姚(かいけいよよう)の人銭祐(せんゆう)、夜屋後に出で、虎の取るところと為(な)る、十八日すなわち自ら還り、説くに虎初め取る時、一官府に至り、一人几に憑(よ)るを見る、形貌壮偉、侍従四十人、いいて曰く、われ汝をして数術の法を知らしめんと欲すと、留まること十五日、昼夜諸の要術を語る、祐法を受け畢(おわ)り、人をして送り出ださしめ、家に還るを得、大いに卜占を知り、幽にして験せざるなく年を経てすなわち死し、異苑を出づ〉と...
南方熊楠 「十二支考」
...銘に曰く、寡人に教うるに事を以てする者は鐸を振え、云々...
南方熊楠 「十二支考」
...曰く客蹤乗レ興輙盤桓...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...穀物を論じて彼は曰く...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...子曰く、求は千室の邑、百乗の家、これが宰たらしむべし、其の仁を知らざるなり...
和辻哲郎 「孔子」
...子路曰く、願わくは(己れの)車馬衣裘(いきゅう)を、朋友とともにして之を敝(やぶ)るも憾(うら)みなからん...
和辻哲郎 「孔子」
...曰く、教皇は世界最強の君主スペイン皇帝にこの西方世界の土人を征服し改宗せしめよとの任務を託した...
和辻哲郎 「鎖国」
...曰く、――一般の参学者は、「葛藤の根源を截断(せつだん)する」という参学には向かっているが、「葛藤をもて葛藤をきるを截断といふと参学せず...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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