...然れど彼の時には我れ知らるる如く我れ知らん」とパウロは曰うた(哥林多(コリント)前書十三の十二)...
内村鑑三 「聖書の読方」
...予すなわちこれに答えて曰う...
大杉栄 「獄中消息」
...一時はお迷いなされたことがあるのでもござりましょうか」右について聚楽物語は曰う...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...夫れ一口に摸写と曰うと雖も豈容易の事ならんや...
二葉亭四迷 「小説総論」
...漸く善良な傾向が見えて来たと曰う...
二葉亭四迷 「平凡」
...父が面(かお)を顰(しか)めて汚い汚いと曰う...
二葉亭四迷 「平凡」
...』(とキャプテン・クックは曰う...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼は曰う、昔北方から押し出て来た野蛮人の群は、今日ではもはやない、と...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そしてもし王侯が――とモンテスキウは曰う――今日ヨオロッパにおいて同様の暴威を振うならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...1)Ibid.彼は曰う...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼女は曰う、国の産物は少いのに、住民は充ち満ちている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼は曰う、女は子供をたくさん産み、山の空気は極めて清く健康的なので、絶対的欠乏の結果死ぬ者の外は子供はほとんど全く死なない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かかる制度は――と彼は曰う――社会の名において...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...更に進んで彼は曰う...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...猪自ら誇りて曰う〈摩竭鴦二国...
南方熊楠 「十二支考」
...柞の字は『新撰字鏡(しんせんじきょう)』には「櫟(くぬぎ)なり」とあり「草を除くを芟(さん)と曰(い)い木を除くを柞(さく)と曰う」とあるけれども...
柳田國男 「地名の研究」
...孫子(そんし)の曰う...
吉川英治 「源頼朝」
...『いかなる割合においてこの終局の支払が彼らの間に分たれるかは』とアダム・スミスは曰う...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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