...然れど彼の時には我れ知らるる如く我れ知らん」とパウロは曰うた(哥林多(コリント)前書十三の十二)...
内村鑑三 「聖書の読方」
...六節に於てルカは預言者イザヤの言を引いて曰うて居る...
内村鑑三 「聖書の読方」
...あまりの奮闘に精力を竭尽して斃れた先生は斯学における最大の偉勲者であることは曰う迄もない...
土井晩翠 「小桜姫物語」
...北海道の牧場の様ですね、と細君が曰う...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...夫れ一口に摸写と曰うと雖も豈容易の事ならんや...
二葉亭四迷 「小説総論」
...漸く善良な傾向が見えて来たと曰う...
二葉亭四迷 「平凡」
...』(とキャプテン・クックは曰う...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼は曰う、この敵は、北方の最も遠方の種族から絶えず勇敢な義勇兵を補給されているものであった1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼は曰う、昔北方から押し出て来た野蛮人の群は、今日ではもはやない、と...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼女は曰う、国の産物は少いのに、住民は充ち満ちている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...彼は曰う、石磨き工業が数年前に始まり、これは一時繁昌を極め、附近全体に高い労賃と職業を与えた...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...かかる制度は――と彼は曰う――社会の名において...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...更に進んで彼は曰う...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...猪自ら誇りて曰う〈摩竭鴦二国...
南方熊楠 「十二支考」
...福岡日日新聞が予に文壇の評を書けと曰うのは...
森鴎外 「鴎外漁史とは誰ぞ」
...柞の字は『新撰字鏡(しんせんじきょう)』には「櫟(くぬぎ)なり」とあり「草を除くを芟(さん)と曰(い)い木を除くを柞(さく)と曰う」とあるけれども...
柳田國男 「地名の研究」
...古語に曰う『百忍自無憂(にんおのずからうれいなし)――』かれは...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...× × ×赤穂義人録という古書に曰う...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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