...一七六二年ナポレオン曰く「大王の形勢今や極度に不利なり」と...
石原莞爾 「戦争史大観」
...僧答えて曰く、教正は上院に列席することを得といえども、一寺の住職たるものは選挙権を有して被選挙権を有せず...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...品川彌次郎の歌に曰く...
大町桂月 「鹽原新七不思議」
...」「佐藤春夫曰く...
太宰治 「めくら草紙」
...彼に向ひて荒らかに更に罵辱をあびせ曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...空虚なる船に乘じてなつかしき故郷に彼は去り行けり」 180他日あるもの斯く曰はむ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...其時勇將たからかにアプロヂ,テーに叫び曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...直ちに神は先鋒の中に飛び出し叫び曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...』196 I 370.脚神速のアキリュウス即ち答へ彼に曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...壁のめぐりのいさましき守衞勵まし呼びて曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...嘗(かつ)て黒船の図に題して曰く...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...彼れは社會改良の必要なる所以を説て曰く...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...文に曰く、明朝仕合ノ儀ニ付キ私、其許様(そこもとさま)御舟ニテ向島ニ可被遣之由(つかわさるべきのよし)被仰聞(おおせきけられ)、重畳(ちょうじょう)御心遣ノ段忝奉存候(かたじけなくぞんじたてまつりそろ)、然共(しかれども)今回小次郎ト私トハ敵対ノ者ニテ御座候、然ルニ小次郎ハ忠興様御船ニテ被遣(つかわせられ)私ハ其許様御船ニテ被遣ト御座候処、御主人ヘ被対(むかわせられ)如何ト奉存候、此儀私ニハ御構不被成候(おかまいなされずそろ)テ可然(しかるべく)奉存候、此段御直ニ可申上ト存候ウトモ御承引ナサルマジク候ニ付、態(わざ)ト不申候(もうさずそろ)テ爰元(ここもと)ヘ参居シ、御船ノ儀ハ幾重ニモ御断申候(おことわりもうしそろ)、明朝ハ爰元船ニテ向島ヘ渡候事、少シモ支無御座候(さしつかえなくござそろ)、能(よき)時分参可申候間(まいりもうすべくそろあいだ)、左様ニ可被思召候(おぼしめさるべくそろ)已上(いじょう)宮本武蔵...
直木三十五 「巌流島」
...曰く、「この創作集は日本探偵小説界の一時期を画する尊いモニュメントということができるであろう」...
平林初之輔 「『心理試験』を読む」
...曰く「孝ならむとすればその心通ぜず...
牧野信一 「親孝行」
...透谷の如きは胸中一点の邪気なき醇粋なる可憐児なりきと曰つて可なり...
山路愛山 「透谷全集を読む」
...曰ク、向上ノ心即チ是(コレ)ナリ...
吉川英治 「親鸞」
...子曰く、噫(ああ)天予を喪(ほろぼ)せり、天予を喪せり...
和辻哲郎 「孔子」
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