...別に臨みて会主また曰く...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...何某曰く……」と頻(しき)りに大家の権威を以て自説を維持する類である...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...太田氏曰く、このあたり瀧多し...
大町桂月 「十和田湖」
...『古事記』はその事情を記して曰く...
高木敏雄 「比較神話学」
...此事を言ひて地に唾(つば)きし、唾にて土を和(と)き、其泥を瞽者(めしひ)の目に塗(ぬ)り、彼に曰ひけるは、シロアムの池に往きて洗(あら)へ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...齊曰營州といふのが最後に在ることを見ると...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...一茶の句に曰(いわ)く...
中里介山 「大菩薩峠」
...歴史書に曰(いわ)く...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「幽霊島」
...三日を経て後なりけんある話のついでに参謀曰く「先日もあのお話があつたから管理部長へその話はして置きましたけれど...
正岡子規 「従軍紀事」
...(四月十二日)十或(ある)人(玄竜子)曰く...
正岡子規 「人々に答ふ」
...また曰く、生(うめ)よ繁殖(ふえ)よという創造主の命は、人類の増殖に対し神自身の定めた法則と矛盾するものであり、人はその住む国の食物を増加することが不可能なために子孫の大部分が幼死を遂げざるを得ず従って増殖が何ら行われない場合にも、かかる結婚による子孫がすべて十分に扶養され従って人口の大きな急速な増加に対し余地と食物とがある場合と同様に、早婚を行うのが義務である、と...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...故曰...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...是れは理想派なりと曰ふ...
山路愛山 「詩人論」
...◇訳者曰く=以上を要するに...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...求めて我れの一ヵ所へ集注させることだけだ」六一刀流三祖伝に伝えて曰(い)う...
吉川英治 「剣の四君子」
...」』(訳者註一)また他の場所において彼は曰く...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...この故に孔子曰く...
和辻哲郎 「孔子」
...あるいはまた、子曰く、衆之(これ)を悪(にく)むも必ず察し、衆之を好(よみ)するも必ず察せよ...
和辻哲郎 「孔子」
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