...此語を誤解して曰く...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...近作の俗謠を書して曰く...
大町桂月 「夜の高尾山」
...悪魔曰く、よし、然らば汝と吾と、孰れが賢きを試みん...
高木敏雄 「比較神話学」
...主人の汗だくで怒って曰(いわ)くさ...
太宰治 「失敗園」
...……」組合?紋切型(もんきりがた)辞典に曰(いわ)く...
太宰治 「渡り鳥」
...――○蚯蚓つぶやいて曰く――俺の寝床の平和をみだすのは誰だ!こほろぎはさゝやく――こゝはわたしの産褥ですよ...
種田山頭火 「其中日記」
...各神明に祈願捧げて陳じ曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...リキエーの兩軍よびて叫び曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...』ペーレゴーンの勝れし子答へて彼に陳じ曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...曰く説あり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...藤さんのホヽヽヽが多過ぎる藤さんが田舍言葉で瀬川さんが田舍言葉で掛合をしたらもつと活動するかも知れん(※(原)石曰く虚子の云ふ所一理あり...
夏目漱石 「鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年」
...「淺黄の手拭に曰(いは)くがあるだらうと思つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一、世人曰く、俳人京に行かんには春を可とす、奈良に行かんには秋を可とす、しかして後始めて名句を得べしと...
正岡子規 「俳諧大要」
...また曰く、労働階級の状態に関しては、英蘭(イングランド)の如き久しく人口稠密となっており未墾地は比較的に不毛な国と、アメリカの如き幾百万エイカアの沃土がわけなく得られる国との間には、課税の結果として生ずる差異を除いては、何も差異はない、と...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...而してこれに告げて曰く...
南方熊楠 「十二支考」
...その時諸天偈(げ)を説いて曰く...
南方熊楠 「十二支考」
...猪過ぐるを得て虎を顧みて曰く...
南方熊楠 「十二支考」
...曰(いわ)く……「心理遺伝はタッタそれだけのものか」……と……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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