...山や海の曠然とした景色が美しい...
...何もない曠然とした空間に置き去りにされた感じがする...
...彼女の心には曠然とした何かがあるように感じる...
...世界中には曠然とした土地がまだまだ存在している...
...曠然とした時間が過ぎるのをただ待つばかりだった...
...眺望曠然、蔬菜の緑葉毛氈を敷きしが如し...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...登れば一望忽(たちまち)曠然として...
永井荷風 「礫川※[#「彳+淌のつくり」、第3水準1-84-33]※[#「彳+羊」、第3水準1-84-32]記」
...この曠然(こうぜん)として倚托(きたく)なき有様を写すかが問題で...
夏目漱石 「草枕」
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