...彼等の曚昧は憐むべしである...
芥川龍之介 「長江游記」
...窓際の机の上にはまだ洋燈(ランプ)が曚然(ぼんやり)點(とも)つてゐた...
石川啄木 「鳥影」
...あなたが今も昔ながらのE線に自らの芸術を賭けて行く時曚冥たる成層をそれが征服する時...
槇村浩 「森山啓に」
...教育制度の混沌曚昧たりし時代に成長したお蔭で...
正宗白鳥 「學校の今昔」
...何故かわからずに思念(おもい)が曚昧(くら)く...
夢野久作 「瓶詰地獄」
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