...曙色の空が美しい...
...朝焼けの曙色が見え始めた...
...理想的な婚礼の曙色が見えてきた...
...曙色の花が咲く季節がすぐそこまで来ている...
...歴史小説に出てくる江戸時代の曙色の風景が興味深い...
...曙色(あけぼのいろ)か浅緑の簡単な洋服を着て...
石川啄木 「葬列」
...曙色か淺緑の簡單な洋服を着て...
石川啄木 「葬列」
...曙色(あけぼのいろ)の薔薇(ばら)の花...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...曙色天に滿ちて、品川の砲臺、近く船尾に見えたり...
大町桂月 「月の東京灣」
...曙色(あけぼのいろ)の...
中里介山 「大菩薩峠」
...曙色にぼかした精巧の袴を着けて...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...曙色(あけぼのいろ)に松竹梅を總縫した小袖...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...美しい曙色の井戸の茶碗...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...美しい曙色の茶碗...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...朱欄曙色にして誠に新しきものなり」とあるが...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...光りに透いて曙色の蛇の目の紋をさんらんと空に描くではなきか――自然は...
牧野信一 「冬日抄」
...アゼンスの女市長から授けられた名誉の花環と同じやうに爽々しい曙色の花が彼女の花籠に充ちてゐるよ...
牧野信一 「山彦の街」
...うすうすと曙色の催すのを見て居ると...
柳田國男 「家を持つといふこと」
...その上に父の骨がほのかな曙色を裡に湛えた燠の姿で並んで来た...
横光利一 「旅愁」
...夜の明けたような曙色(しょしょく)を欲していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜明けの美しさに似た曙色(あけぼのいろ)の光がうっすら映(さ)し初(そ)めていた...
吉川英治 「源頼朝」
...青い化粧した過去の女性の面影が盛り上った曙色の胸に掲げられている...
吉行エイスケ 「恋の一杯売」
...と云って曙色になった頬に微笑を浮べて私を迎える...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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