...そのために、飛行島株式会社というのが出来て、南シナ海をとりまく諸国――つまり英国が主となり、仏国、米国、オランダ、暹羅(シャム)、中国の諸国を表面上の株主として、莫大な建造費を出しているのだった...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...暹羅(シャム)人あり...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...この第一回万国平和会議は千八百九十九年五月十八日から和蘭(オランダ)の首都海牙(ハーグ)に開かれ、日本、独逸(ドイツ)、北米合衆国、墺太利匈牙利(オーストリアハンガリー)、白耳義(ベルギー)、清国、丁抹(デンマーク)、西班牙(スペイン)、仏蘭西(フランス)、希臘(ギリシャ)、伊太利(イタリア)、ルクセンブルグ、墨西其(メキシコ)、モンテネグロ、和蘭(オランダ)、波斯(ペルシャ)、葡萄牙(ポルトガル)、羅馬尼亜(ルーマニア)、露西亜(ロシア)、塞耳比亜(セルビア)、暹羅(シャム)、瑞典(スウェーデン)、那威(ノルウェー)、瑞西(スイス)、土耳其(トルコ)、勃牙利(ブルガリア)の二十六ヵ国の全権大使が会合して、国際的争議を解決するに、出来るだけ居中(きょちゅう)調停、仲裁裁判の如き平和的方法に依らむことを決議し、そして永久仲裁裁判所を海牙(ハーグ)に設置する事となったが、ただ独逸(ドイツ)の故障あったがために国際争議を義務的に仲裁裁判に付する事の成立しなかったのみならず、また軍備縮小に関することにもなんらの決議を為すを得ずして終った...
大隈重信 「文明史上の一新紀元」
...暹羅安南の如きものにあらず...
竹越三叉 「深憂大患」
...而かもその西南境の暹羅地方に流るる川の名までが知れてゐるといふことは餘程解すべからざることである...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...暹羅(シヤム)皇太子が西本願寺を訪問され...
長谷川時雨 「九条武子」
...モナコの模擬貨幣(ジュットン)が暹(シャム)語を知ってるはずはありません...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...クローフォールドの『暹羅(シャム)使記』に見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...高初暹(かうしよせん)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...通訓大夫慶暹(つうくんたゆうけいせん)...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...一方――帝と皇后の御輦(みくるま)は、李暹(りせん)のために、李司馬の軍営へと、遮(しゃ)二無(む)二、曳きこまれて来たが、そこへお置きするのはさすがに不安なので李(りかく)、李暹の叔父甥は、相談のうえ、以前、董相国(とうしょうこく)の別荘でありまた、堅城でもある塢(びう)の城内へ、遷(うつ)し奉ることとした...
吉川英治 「三国志」
...韓暹(かんせん)に胸の不平をもらした...
吉川英治 「三国志」
...韓暹(かんせん)の兵だった...
吉川英治 「三国志」
...第六軍の将たる韓暹(かんせん)は...
吉川英治 「三国志」
...共に合図をおとり召されては如何」「合図をとれとは?」韓暹は...
吉川英治 「三国志」
...第一軍張勲(ちょうくん)のうしろから、第七軍の楊奉(ようほう)、第六軍の韓暹が、火の手をあげて、味方へ討ってかかってきたのである...
吉川英治 「三国志」
...暹羅(シャム)などにわたる亜細亜(アジア)の沿海と大陸の地図が画いてあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...呂宋(ルソン)、暹羅(シャム)、和蘭陀(オランダ)、天竺(てんじく)など、南蛮諸州のくわしいはなしも聞きおかれたがよい」「遠い異国のことに、左様に詳(くわ)しい輩(やから)がおりますか」「おる」「ははあ...
吉川英治 「新書太閤記」
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