...暹羅安南の如きものにあらず...
竹越三叉 「深憂大患」
...庄造だってもっと美しい波斯(ペルシャ)猫だの暹羅(シャム)猫だのを知っているが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のおんな」
...手前は交趾支那(こうちしな)の安交(アンコオル)から暹羅(シャム)の迷蘭(メエランク)地方へ猛獣狩りに参りました...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...通訓大夫慶暹(つうくんたゆうけいせん)...
森鴎外 「佐橋甚五郎」
...暹羅(シャム)材の紫檀(したん)と競いながら...
横光利一 「上海」
...暹羅(シヤム)の戴冠式に列せられる伏見若宮(わかみや)殿下の一行を載せて伊吹...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...一方――帝と皇后の御輦(みくるま)は、李暹(りせん)のために、李司馬の軍営へと、遮(しゃ)二無(む)二、曳きこまれて来たが、そこへお置きするのはさすがに不安なので李(りかく)、李暹の叔父甥は、相談のうえ、以前、董相国(とうしょうこく)の別荘でありまた、堅城でもある塢(びう)の城内へ、遷(うつ)し奉ることとした...
吉川英治 「三国志」
...――曹操は必ず、自分たち一族の勲功を第一にして、おれたちの存在などは認めないかも知れぬ」「いや、認めまいよ」楊奉は、韓暹に、なにやら耳打ちして、顔色をうかがった...
吉川英治 「三国志」
...白波帥(はくはすい)の山賊あがりの韓暹(かんせん)と...
吉川英治 「三国志」
...敵の第六軍の将韓暹(かんせん)と...
吉川英治 「三国志」
...韓暹(かんせん)の陣地は...
吉川英治 「三国志」
...きっと韓暹を説きつけてみせます...
吉川英治 「三国志」
...寄手(よせて)第六軍の大将韓暹(かんせん)は...
吉川英治 「三国志」
...韓暹の家来に羊を渡し...
吉川英治 「三国志」
...その夜韓暹と彼は...
吉川英治 「三国志」
...韓暹(かんせん)は始終...
吉川英治 「三国志」
...共に合図をおとり召されては如何」「合図をとれとは?」韓暹は...
吉川英治 「三国志」
...既載の「天王寺未来記(一)」に引用した歌の歌主を良邏法師(りょうらほうし)としたがあれは“良暹法師(りょうせんほうし)”が正しい...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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