...軍事力の暴威によって平和が脅かされている...
...彼の暴威により、従業員たちは常に緊張していた...
...彼女の弁舌の暴威で、反対派は言い負かされてしまった...
...暴力団の暴威によって、地域住民は恐怖に陥っている...
...父の暴威から逃れ、家出することにした...
...自然の暴威をせき止めるために人間が苦心して創(つく)り上げたこのみじめな家屋という領土がもろく小さく私の周囲にながめやられた...
有島武郎 「生まれいずる悩み」
...この間、加害者の古河は金力、暴威、悪奸、いたらざるなき有様だった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...思想界における反動的勢力の一翼としてその暴威を振うようになった...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...それから地方の人民の中で暴威を揮つて威張る者を抑へ付ける事...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...必ずしも一人の君主または頭取が独り暴威を逞(たくま)しうして...
福沢諭吉 「教育の事」
...十九世紀で暴威を逞くした思索の奴隷になっていたんで...
二葉亭四迷 「私は懐疑派だ」
...かかる野蛮人の侵入者の数と破壊的暴威とは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...暴威を振う大きな疫病の形でか...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...最も暴威的圧制的な政治の結果たる財産の不安固により...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...暴威を振うのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして第二期の終末に至る二二年以内にまでその時折りの暴威を振ったのである1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...それは激しい暴威を振う伝染病が過剰なるものを破壊するという要を排除してくれるのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...只の天狗と天狗が違うと筑波で尻(けつ)をまくったのが、今年の三月は二十七日だ! 上を恐れず、暴威を震い、民家に放火し、宝蔵を奪う、とチャンとこれに書いてある...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...そのまま暴威を誇っている...
吉川英治 「上杉謙信」
...七(おれは能なしだ、米喰い虫にちがいなかった、せめてこのくらいな事を仕遂げねば)と、与右衛門は、自然の暴威にも、人間の迫害にも屈しなかった...
吉川英治 「鬼」
...夜叉羅刹(やしゃらせつ)の如き暴威をふるっている...
吉川英治 「三国志」
...なお八大龍王の暴威を祈りたい程だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...「――生きている」こんな自然の暴威の中にも...
吉川英治 「源頼朝」
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