...軍事力の暴威によって平和が脅かされている...
...彼の暴威により、従業員たちは常に緊張していた...
...彼女の弁舌の暴威で、反対派は言い負かされてしまった...
...暴力団の暴威によって、地域住民は恐怖に陥っている...
...父の暴威から逃れ、家出することにした...
...かくて欧州全土は彼の暴威の下に慴伏(しょうふく)したであろう...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...思想界における反動的勢力の一翼としてその暴威を振うようになった...
津田左右吉 「日本歴史の研究に於ける科学的態度」
...そうしてあっぱれ自然の暴威を封じ込めたつもりになっていると...
寺田寅彦 「天災と国防」
...集議の席に暴威もて審判まげつ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...実にかのローマ法王レオ第十世の暴威に抵抗し...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...しきりに暴威を擅(ほしいまま)にしている...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...みずからその悪を顧みずしてかえってますます暴威を張り...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その暴威の程度に比例して...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...前期において疫病(ペスト)が時々暴威を振ったのでこの比率はやや増大する傾向がなければならぬ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...現在の困窮の暴威を緩和し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...よってもって特定部分に対するその暴威を緩和し...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...「死」はますますその暴威をたくましゅうする...
宮本百合子 「悲しめる心」
...我々が天候の暴威に堪えられるようにとの思召しであって...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...潁川(えいせん)(河南省・許昌)のほうで暴威をふるっている...
吉川英治 「三国志」
...心ならずも彼の暴威に伏している者ばかりですから...
吉川英治 「三国志」
...暴威をふるう賊あることも知る」「中央の兵馬は...
吉川英治 「三国志」
...都入りをした折の――破壊的な暴威だの...
吉川英治 「新書太閤記」
...年を越えても冬空は蕭殺(しょうさつ)として灰色の暴威をふるっていた...
吉川英治 「親鸞」
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