...午(ひる)からは各種の露店が出る、銀流(ぎんなが)し、矢場(やば)、賭博(とばく)がある、大道講釈やまめ蔵が出る――という有様で、その上狭い処に溢(あふ)れかかった小便桶が並んであるなど、乱暴なものだ...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...或は狂暴的なところをあまり多く度外視すぎる...
田山録弥 「現代と旋廻軸」
...それを代表した暴漢でなければギャングの資格はない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...急激な思想の自由は狂暴なものである筈のところ...
豊島与志雄 「或る日の対話」
...こんな手きびしく乱暴を働いて行ったのだか...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬は四足を空樣にして暴れ狂ひ叔父を寄せつけなかつたと――これは橋の上から見て居た人達の話でございます」「で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...でも安心なされ、暴力は振るわぬ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...項羽の暴政は益々烈しくなつたが...
牧野信一 「悲しき項羽」
...厄介な暴動なんか雲を霞にけしとんでしまうだろう...
槇村浩 「華厳経と法華経」
...どんなことがあろうと強制や暴力の前にはとうてい降参できなかったであろうと私は本当に信じているのでございます*...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...暴露することになるかも知れぬ...
柳田国男 「木綿以前の事」
...暴風に逢った七隻のダルマ一行が...
山之口貘 「ダルマ船日記」
...治癒す方の博士じゃないんだな」「……そ……そんな乱暴なことを……モトモト実験用に買った犬ですから僕の勝手に……」「……黙れ……」「……………」「いいか...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...もしこの暴徒が工人たちのなかから発したものなら...
横光利一 「上海」
...野生といふ文字は亂暴とか...
吉川英治 「折々の記」
...当時の暴臣どもも...
吉川英治 「三国志」
...鬼柴田とか、瓶破(かめわり)柴田とか、彼自身の上に、若い頃からの剛勇の誉れが高かったせいか、その剛胆無双をもってみずからもゆるす風が常々の起居にもあって、ともかく勝家の日常には、粗暴というか、倨傲(きょごう)というか、不行儀をもってむしろ矜(ほこ)るようなところがあった...
吉川英治 「新書太閤記」
...下って足利氏(あしかがし)が世を暴奪(ぼうだつ)なし終った乱麻(らんま)の時代となっては偲(しの)び上げるも畏れ多いことながら...
吉川英治 「宮本武蔵」
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