...「日が暮ると人ッ子一人通らねえこの辺だ...
泉鏡花 「活人形」
...途中にて日が暮るべし...
大町桂月 「秋の筑波山」
...梅を殘して靜に暮るゝ春の夕べ...
大町桂月 「杉田の一夜」
...日の暮るゝこと早し...
大町桂月 「冬の榛名山」
...秋雨や刻々暮るゝ琵琶(びわ)の湖(うみ)十月十六日 琵琶湖ホテルにて...
高浜虚子 「五百五十句」
...五時半に羽生に着けば日まったく暮る...
田山花袋 「田舎教師」
...「蚊一つに寝(ね)られぬ宵(よひ)や春の暮」春は最早(もう)暮るゝのである...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...しだいに暮るる夕空を別れ別れにたどると見しもしばし...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...山に囲まれた盆地は暮るるに早かった...
豊島与志雄 「湖水と彼等」
...日の暮るゝを俟ち銀座の風月堂に案内して倶に晩餐をなす...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...日の暮るるまで山を見つめて泣くことがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...繩とびの遊びに興をそへて長き日の暮るゝを忘れし...
樋口一葉 「たけくらべ」
...朝顔の蔓来て髪に花咲かば寝てありなまし秋暮るゝまで例の千代の 朝顔に釣瓶とられて貰ひ水 といふ句を子規がけなしつけて理窟だと言つた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...やがて日暮るるほどにはらはらと時雨のふり来る音に怪(あやし)みて木(こ)の間(ま)を見ればただ物凄(ものすご)く出でたる十日ごろの片われ月...
正岡子規 「俳諧大要」
...其日の暮るる時また皈り來り其岩窟に棲むよし...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
......
三好達治 「わが路ゆかむ」
...日の暮るるまで、幕舎のまわりでは、歌曲の声が湧き、時々歓声があがり、酒宴はやまずに続いているような態であった...
吉川英治 「三国志」
...暮るれば燈籠(とうろう)に灯(ひ)がはいり...
吉川英治 「新書太閤記」
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