...……「たとえ一行なりといえども書かずして暮るる日は一日も無し」Nulla dies sine linea というのは僕にあてはまる金言だそうだが...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...秋雨や刻々暮るゝ琵琶(びわ)の湖(うみ)十月十六日 琵琶湖ホテルにて...
高浜虚子 「五百五十句」
...踏み迷うて途方(とほう)に暮るゝことがある...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...夕風裏窓の竹を鳴して日暮るれば...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...その翌日の暮るるを待ち兼ねて集まらないということはありません...
中里介山 「大菩薩峠」
...日の暮るるまで山を見つめて泣くことがある...
中里介山 「大菩薩峠」
...先の宿まで行くに日は暮るまじきやと問ふに...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬子(まご)唄や白髪(しらが)も染めで暮るる春と次のページへ認(したた)めたが...
夏目漱石 「草枕」
...折から初秋(はつあき)の日は暮るるになんなんとして流しの上は天井まで一面の湯気が立て籠(こ)める...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...悲歎に暮るる人達を遠退(とおの)けて...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...朝顔の蔓来て髪に花咲かば寝てありなまし秋暮るゝまで例の千代の 朝顔に釣瓶とられて貰ひ水 といふ句を子規がけなしつけて理窟だと言つた...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...無数の瓦斯灯(ガスとう)は室内廊下を照らして日の暮るゝを知らず...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...日の暮るるも覚ええざりしが...
福田英子 「妾の半生涯」
...日の暮るるをも知らざりけり...
森鴎外 「そめちがへ」
...薄陽(うすび)の暮るるころまで人影が去らなかった...
吉川英治 「剣難女難」
...暮るる空も待ち遠く...
吉川英治 「新書太閤記」
...暮るるにまかせて独座していたが...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...そこらの茶店先で日の暮るるを待合せ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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