例文・使い方一覧でみる「暫」の意味


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...らくは誰も口を利かなかつた...   暫らくは誰も口を利かなかつたの読み方
石川啄木 「道」

...く立ちどまって...   暫く立ちどまっての読み方
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「碧眼」

...く呆然としておられましたが...   暫く呆然としておられましたがの読み方
谷崎潤一郎 「聞書抄」

...く立つと皇帝は其仕事の捗り工合を見たくなつて來た...   暫く立つと皇帝は其仕事の捗り工合を見たくなつて來たの読み方
朝永三十郎 「懷疑思潮に付て」

...」と富子がくして云った...   」と富子が暫くして云ったの読み方
豊島与志雄 「囚われ」

...くするとまた乳を求めます...   暫くするとまた乳を求めますの読み方
豊島与志雄 「肉体」

...ごくしの間のことで...   ごく暫しの間のことでの読み方
豊島与志雄 「祭りの夜」

...」といってく黙った後(のち)...   」といって暫く黙った後の読み方
永井荷風 「すみだ川」

...與吉(よきち)は紙包(かみづゝ)みの小豆飯(あづきめし)を盡(つく)して(しば)らく庭(には)の騷(さわ)ぎを見(み)て居(ゐ)たが寮(れう)の内(うち)に然(ぽつさり)として居(ゐ)る卯平(うへい)を見出(みいだ)して圍爐裏(ゐろり)に近(ちか)く迫(せま)つた...   與吉は紙包みの小豆飯を盡して暫らく庭の騷ぎを見て居たが寮の内に然として居る卯平を見出して圍爐裏に近く迫つたの読み方
長塚節 「土」

...くして院長に大学出が来ると...   暫くして院長に大学出が来るとの読み方
中原中也 「その頃の生活」

...時計を耳へあてて(しばら)く音を聞いてゐた...   時計を耳へあてて暫く音を聞いてゐたの読み方
林芙美子 「浮雲」

...私はくデッキに出て...   私は暫くデッキに出ての読み方
林芙美子 「屋久島紀行」

...(しばら)くは惘然(ぼうぜん)として気の抜けた顔をしていた...   暫くは惘然として気の抜けた顔をしていたの読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...「…………」七十と七十六になった老婆は、く黙って、秋日に照る松叢を見ていた...   「…………」七十と七十六になった老婆は、暫く黙って、秋日に照る松叢を見ていたの読み方
宮本百合子 「秋の反射」

...(しばら)く腕組をして考えていた...   暫く腕組をして考えていたの読み方
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」

...4875帝(く考へて...   4875帝(暫く考へての読み方
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」

...(しばら)くの間の陰気な境界(きょうがい)に対して...   暫くの間の陰気な境界に対しての読み方
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」

...Y君は十二月も末に近い頃の或夕方教室から出て近所のレストランに夕食を摂りに行き其所で出会った友人とく散歩して教室へ帰って来た...   Y君は十二月も末に近い頃の或夕方教室から出て近所のレストランに夕食を摂りに行き其所で出会った友人と暫く散歩して教室へ帰って来たの読み方
森於菟 「屍体異変」

「暫」の読みかた

「暫」の書き方・書き順

いろんなフォントで「暫」

「暫」の英語の意味

「暫なんとか」といえば?  


ランダム例文:
武勇の士   運上   はいえつ  

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