「暗鬱」の意味
暗く重苦しい雰囲気
「暗鬱」の例文(場面別)
- 文学・小説その小説は暗鬱な雰囲気が漂い、読者を深い思索に誘う。
- 映画・ドラマこの映画は暗鬱なテーマを扱いながらも、希望の光を描いている。
- 日常会話最近の天気が続いて、気分まで暗鬱になってきた。
小説での「暗鬱」の使い方
...彼女は最近暗鬱な気分が続いている...
...彼の書いた小説は暗鬱な世界観が印象的だ...
...彼が失敗したことが原因で、彼の周りは暗鬱な雰囲気が漂っている...
...彼女は暗鬱な天気が続くこの地域を嫌っている...
...この作品は暗鬱な内容だが、ラストは希望が見える...
...気持が暗鬱になった...
太宰治 「故郷」
...どこまでつづく暗鬱(あんうつ)ぞ...
太宰治 「正義と微笑」
...その表情には暗鬱な翳が消えることがなかった...
外村繁 「澪標」
...暗鬱な影をまとった仮面...
豊島与志雄 「女心の強ければ」
...暗鬱な北国地方の...
萩原朔太郎 「日清戦争異聞」
...われこの新道の交路に立てどさびしき四方(よも)の地平をきはめず暗鬱なる日かな天日家竝の軒に低くして林の雜木まばらに伐られたり...
萩原朔太郎 「氷島」
...暗鬱なる日かな!わがこの園内に來れることは彼等の動物を見るに非ずわれは心の檻に閉ぢられたる飢餓の苦しみを忍び怒れり...
萩原朔太郎 「氷島」
...暗鬱なる思想かなわれの破れたる服を裂きすて獸類(けもの)のごとくに悲しまむ...
萩原朔太郎 「氷島」
...路地は暗鬱に見え...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...「點鬼簿」の暗鬱さは僕を壓しつぶす...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...それらの作品がいかに暗鬱な色を帶びてゐるにもせよ...
堀辰雄 「芥川龍之介論」
...急に冷かさを失つて暗鬱な気に打たれるのであつた...
牧野信一 「蔭ひなた」
...云ふべくもない暗鬱な情実におさへられてゐるのでもあつたが...
牧野信一 「夜見の巻」
...その天井の下の寝台で凝っと暗鬱な眼差しをこらして見つめている女がある...
宮本百合子 「雨の昼」
...暗鬱な、内部圧迫が高度に達した容貌で、順二郎は暫く季節はずれの南風に吹きあおられている庭の竹藪を眺めていた...
「海流」
...暗鬱な反省の一瞬(とき)には立たせていた...
吉川英治 「私本太平記」
...暗鬱(あんうつ)にさえなってくるのじゃないかと思います」「ひとつ...
吉川英治 「親鸞」
...暗鬱(あんうつ)な腕ぐみをしていたところ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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