...船が暗礁に乗り上げてしまった...
...この海域は暗礁が多いので航行には十分注意が必要だ...
...暗礁に乗り上げた船を救助するため、海上保安庁が出動した...
...あの島の周りには暗礁が点在していて、ダイビングによく利用されている...
...暗礁に乗り上げた船は大破してしまったため、修復にはしばらく時間がかかる...
...彼はQの心の底に自分に對する敵意が暗礁のやうに固着してゐるらしいことを感じた...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...船尾(せんび)の方はずっと島の近くの暗礁(あんしょう)の上にのって居り...
海野十三 「恐竜島」
...三角暗礁(あんしょう)にて――クロクロ島の紛失(ふんしつ)望遠鏡に...
海野十三 「地球要塞」
...「三角暗礁が見えます」と...
海野十三 「地球要塞」
...怪奇な姿をした三角暗礁が見えてきた...
海野十三 「地球要塞」
...三角暗礁の埠頭につけることだ」「そうして貰えば...
海野十三 「地球要塞」
...三角暗礁を出たのである...
海野十三 「地球要塞」
...或いはまた三角暗礁(あんしょう)に赴き...
海野十三 「地球要塞」
......
関口存男 「移轍(Anakoluth)」
...渦まく淵を恐れず、暗礁おそれず、誰ひとり知らぬ朝、出帆、さらば、ふるさと、わかれの言葉、いいも終らずたちまち坐礁(ざしょう)、不吉きわまる門出であった...
太宰治 「喝采」
...この事件もまたいくたびか暗礁に乗り上げて...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...こうなるとジャーナリズムはむしろ科学の学海の暗礁になりうる心配さえ生じるのである...
寺田寅彦 「ジャーナリズム雑感」
...彼はもはや、暗礁を認知せず、係蹄(わな)を察知せず、くずれかかってる深淵の岸を弁別し得ざるに至ったのであろうか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...おりしも――一八七一年十二月十五日からスイスで開かれているアラバマ号問題仲裁裁判が大暗礁にのりあげて...
服部之総 「黒田清隆の方針」
...カフェレウスの暗礁を免れて帰れるギリシアの舟子たちは...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...弘く暗礁を意味する語である...
柳田國男 「地名の研究」
...明智一族の今ぶつかっている暗礁(あんしょう)も知らず...
吉川英治 「新書太閤記」
...かくして虚栄は人を魔境にさそい堕落の暗礁に誘うローレライである...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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