...彼は確かな智識を持っている...
...教養として智識を高める必要がある...
...歴史的な智識を重んじる人もいる...
...あなたの智識に期待しています...
...智識を鍛えるためには、読書が欠かせません...
...現代的智識の一班に通ずるを得ば...
有島武郎 「星座」
...あらゆる思索の方針である智識を有せざる彼等文芸家が...
石川啄木 「性急な思想」
...*幾度と無く繰返したる大智識の教話によりて...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...そのお祖師様やお祖師様を囲繞(いじょう)している大智識達の作ったこれらの句は...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...支那智識の全體から見れば「貝殼で大海を測る」程度の效果を擧げたに過ぎぬが...
橘樸 「支那を識るの途」
...だから外来の芸術でも智識で領解する部分の多いものはその興味を解することも容易である...
津田左右吉 「芸術と社会」
...東洋サラセン智識の輸入あり...
内藤湖南 「學變臆説」
...文化の基礎たる智識...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...年長先進者の智識を自己に同化し...
内藤湖南 「日本文化とは何ぞや(其一)」
...もし智識に対する報酬として何物をか与えんとするならば智識以上の価値あるものを与えざるべからず...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...車夫以上の智識を与えてはならぬ...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...御前(おまへ)には善智識(ぜんちしき)だから...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...その智識聞見は、あるいは西洋流の文明に近き人あるも、徳教の一段に至り特に出色の美なきは、我輩の遺憾に堪えざる所なり...
福沢諭吉 「日本男子論」
...稍々(やや)学問あり智識ありながら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...翁の新しい医学の上の智識には頗(すこぶ)る不十分な処がある...
森鴎外 「カズイスチカ」
...新しい智識や情緒を詰込んだ金文字の権威を見せるのは...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...その新文化の骨子たるべき新智識と新思想は...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...やや中窪(なかくぼ)で後頭部の大きな円頂(あたま)は青々として智識美とでもいいたいような艶(つや)をたたえ...
吉川英治 「親鸞」
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