...かくて長老は生活のために労働もせずに専らその長じた研究に従事して益々智能を啓発したであらう...
石川三四郎 「社会的分業論」
...君たちはわれわれより智能が発達しており...
海野十三 「宇宙戦隊」
...わが地球人類が最高の智能者だと自惚(うぬぼ)れる者があったら...
海野十三 「宇宙尖兵」
......
武田祐吉 「古事記」
...智能や学問はどうでもよい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...〔第六章 靴造り〕何と有難いことでしょう! 彼の涙によって彼の智能が幾分か甦ったことがわかったからである...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...智能の士とか博學の士とかであるよりもむしろ多くは一知半解の徒であるのを慣はしといたします無神論者が...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...これにいはば眩惑せられた私の智能の眼の堪へ得る限り多く...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...智能ある者との名声を得ようと努めるのであります...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...真理そのものは容易に余の智能の士並びに博学の士が諸賢の判断に同意いたすようにするでありましょう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...単に素養が増し智能が増すという『量的』の前提から...
寺田寅彦 「アインシュタインの教育観」
...私の子供の場合は、初め英語が全然できなかったのであるが、智能試験の結果、能力は三年生並みだからといって、三年の級に入れてくれた...
中谷宇吉郎 「六三制を活かす道」
...もしこの小学校の特殊施設として誇っている智能測定が...
本庄陸男 「白い壁」
...「こんな不健全な身体では智能発達の劣るのもむりはありませんですな...
本庄陸男 「白い壁」
...支那宦官の智能と決心とによって防止された1)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...此(これ)は智能(ちのう)の方面で...
森鴎外 「渋江抽斎」
...この事件が当然智能犯係の手に廻るべきものである事を...
夢野久作 「一足お先に」
...智能が劣っていたとはなかったように覚えている...
吉川英治 「随筆 私本太平記」
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