...その後は一体どこに虫喰い算に似た智能的法悦を求めようかと歎かれる選士も――多分少からずあることと思います...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...彼ら金属の智能と意志によって...
海野十三 「予報省告示」
...智能の点で地球生物より段違いにすぐれている他の惑星よりの侵入者が勝利を占めそうに思われる時機があったが...
海野十三 「予報省告示」
...共に天稟(てんぴん)の智能を遺憾なく教育せしむることとなっている...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...その智能の程度は察するにあまりあり...
太宰治 「お伽草紙」
...智能の脆弱な者がこの道を自分も歩まねばならぬと信じると惡いから...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...從つてかの根據は人間の智能によつて知られ得る一切のうち最も確實で最も明證的である...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...人民の智能の發達も...
内藤湖南 「日本上古の状態」
...ありったけの智能を絞って自己の棲処(すみか)――窖を営む...
中島敦 「狼疾記」
...ひとつには蕃人の智能が驚くほどすすんできたためである...
中村地平 「霧の蕃社」
...第一級の智能を注入し...
中谷宇吉郎 「科学と国境」
...智能は少し低いにしても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...当代の実験心理学が証明する唯一の科学的な智能測定法と言うならば――...
本庄陸男 「白い壁」
...人間が発見してゆく智能というものの価値をしっかりとしらしめたいとも思います...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ふたりの男の智能や身分を比較してみれば...
吉川英治 「銀河まつり」
...敵を謀るにはよろしく敵の智能の度を測るをもって先とす――とはこのこと...
吉川英治 「三国志」
...これは蛾次郎の智能(ちのう)では解(と)けそうにもない...
吉川英治 「神州天馬侠」
...この組の者にはこの組特有な底意地のわるさと専門の智能と...
吉川英治 「新書太閤記」
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