...晶子(あきこ)の歌に熱心に見入った...
田山花袋 「田舎教師」
...主僧もやはり晶子の歌を賞揚(しょうよう)していた...
田山花袋 「田舎教師」
...與謝野晶子氏が老人のくせに戀を語ると言つて嘲笑した...
萩原朔太郎 「詩に告別した室生犀星君へ」
...明治の歌を研究する人が出たら分ることと思ふが、私の胡乱な記憶と推定とに従へば、晶子調、之を拡げていへば明星調、いひ替へれば明治新調の成立したのは明治三十六年頃の事で、それ以前を私は発酵時代と名づける...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...晶子さんは別に理由があつて余り好まれなかつたが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...晶子さんはそれを嘗て...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...我が造る諸善諸悪の源をかへすがへすも健かにせんこれも晶子哲学の真髄を示すものであり又自ら策励するものでもある...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この歌の如きは勿論近年の円熟した高雅な調べから見れば大したものではないが晶子さん以前には誰も示し得なかつた「張り」を示してゐる...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...拝むもの拝まるゝもの二つなき唯一体の御仏の堂晶子さんといふ人は矜恃の高い人であつたから...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...歌人與謝野晶子氏と小説家樋口一葉女史以外に...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...さくら散る春の夕(ゆふべ)のうすぐもの涙となりて落つる心地(ここち)に (晶子)冬になって来て川沿いの家にいる人は心細い思いをすることが多く...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...雪ちるや日よりかしこくめでたさも上なき君の玉のおん輿(こし)(晶子)源氏は玉鬘(たまかずら)に対してあらゆる好意を尽くしているのであるが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...晶子の動悸(どうき)は羅(うすもの)を透(とほ)して慄(ふる)へ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...之(これ)でも庭中(ぢゆう)での一番立派な花を切つた積(つもり)ですが斯(こ)んなに見所(みどころ)がありません」と云つて晶子の手に取らせ...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...他(た)日晶子を招待(せうだい)して夫人に引合(ひきあは)さうと云はれた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...杜鵑(とけん)亭(晶子)杜鵑(とけん)亭(レスタウラン・ド・クツクウ)は巴里(パリイ)にある一つの伊太利亜(イタリア)料理店である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...(九月一日)維納(ヰイン)(晶子)汽車で渡つたドナウ河は濁つて居た...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...與謝野晶子氏など...
吉川英治 「折々の記」
便利!手書き漢字入力検索