...明日の天気を見るために晴雨計を確認した...
...家庭菜園をするために晴雨計を買った...
...晴雨計があると、雨が降ったときに洗濯物を取り込める...
...晴雨計で雨量を測るのは、小学校の理科の実験で習う...
...晴雨計を使って、灌水量を調整することができる...
...漁獵者(ぎよりようしや)には島(しま)の晴雨計(せいうけい)と名(な)づけられてゐるストロムボリが見(み)える...
今村明恒 「火山の話」
...一息して晴雨計を見ると約三千米突...
鵜殿正雄 「穂高岳槍ヶ岳縦走記」
...壁、窓、カーテン、天井、天井からぶら下がっている幾つかの電燈、隅々の戸棚(とだな)、蓋(ふた)のしてある暖炉、大きな八角時計、晴雨計、寒暖計、掲示板、――壁にはところどころに何者の趣味だか、いや何の意味だか呉服店だのビール会社だのの広告絵、大相撲(おおずもう)の番附などが麗々しく貼(は)られてある...
相馬泰三 「六月」
...本当の意味での物質科学の開け始めたのはフロレンスのアカデミーで寒暖計や晴雨計などが作られて以後と云って宜い...
寺田寅彦 「言語と道具」
...僕は自分の容態の晴雨計をでも見るような気がしてくる...
豊島与志雄 「好意」
...同じように高低するその沢山の晴雨計と僕自身の気分とが...
豊島与志雄 「好意」
...実は僕自身の晴雨計と周囲の晴雨計との指度の差から来たことなんだ...
豊島与志雄 「好意」
...官房の非公式な報道は、晴雨計のように、天気の回復を告げた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ある区役所の前で立ち止まって晴雨計を見ると...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...確かに晴雨計の上に大きな變化を與へてゐるに違ひないと思はれた...
中島敦 「かめれおん日記」
...余は実に彼らにとって黄色な活動晴雨計であった...
夏目漱石 「自転車日記」
...六千噸(トン)もある船が晴雨計(バロメイタア)の針が逆立ちしようと出港地へ帰航するようなことのないのは海で育った彼が先刻承知の筈だった...
牧逸馬 「上海された男」
...普通の晴雨計の水銀が暴風雨を示している時に...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...時計や晴雨計を持たぬ所では...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...蒲公英(タンポポ)は、本邦で朝開き午以後萎むといふが、歐洲では、毎朝五時に開き午後八時に閉るから牧童の時計とし、又、晴雨計たり...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...貧者の晴雨計と俗稱さる...
南方熊楠 「蓮の花開く音を聽く事」
...町の晴雨計(せいうけい)とでも呼びましょうか...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...普通の晴雨計の水銀が暴風雨になっている時に...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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