...太陽の方へ晴晴(はればれ)と向いているのでした...
竹久夢二 「日輪草」
...しかし私は一般の大浴場も、晴晴としていて、好きである...
外村繁 「澪標」
...しかし私の心は晴晴しい...
外村繁 「澪標」
...ひどく晴晴しい表情をしている...
外村繁 「澪標」
...いかに晴晴として麗らかに知覺せらるることぞ...
萩原朔太郎 「宿命」
...段段晴晴した気分に向つてゆくのを見ると...
平出修 「計画」
...すべての夜の街衢(がいく)のよそおいが晴晴しく輝いて...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...晴晴しい押え難い昂奮のために...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
......
山村暮鳥 「或る淫売婦におくる詩」
...これで晴晴しましたわ」と云って高縁の段を降りた...
横光利一 「比叡」
...」と千鶴子は笑ってまた晴晴しそうに薄靄のかかった街を眺めた...
横光利一 「旅愁」
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