...彼女の芸術的才能には、私は本当に景仰している...
...昨日の講演で、その講演者の知識と経験を大いに景仰した...
...彼がいかに多忙であるかを考えると、彼を尊敬し景仰せずにはいられない...
...「彼はすばらしい人物だ」と誰もが口をそろえ、彼に対して景仰している...
...明治時代の偉大なる先人に対して永遠に景仰の念を抱き続けている...
...景仰すべきであると思います...
高神覚昇 「般若心経講義」
...『太平記』の繙読(はんどく)は藤原藤房(ふじわらのふじふさ)の生涯について景仰(けいこう)の念を起させたに過ぎない...
永井荷風 「西瓜」
...今更の如く支那及び西欧の文物に対して景仰の情禁じかたきを知ることなり...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...反抗的に却てこれを景仰し自分達も亦その後塵を追ふことを欲した...
永井荷風 「来訪者」
...ことごとく彼の心に景仰の情を呼び起すものであることも...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...そして右はこれら景仰せられた一流学者のしたことでもあるので...
牧野富太郎 「カキツバタ一家言」
...そして右はこれら景仰(けいこう)せられた一流学者のした事でもあるので...
牧野富太郎 「植物記」
...しかし古人を景仰(けいこう)するものは...
森鴎外 「渋江抽斎」
...日々の暮しはその仏を讃美し景仰し供養し礼拝することなのである...
柳宗悦 「民藝四十年」
...呉の大将周泰(しゅうたい)の傷を治したと聞く名医でおわすか」「かねがね景仰する天下の義士が...
吉川英治 「三国志」
...民間の余りな彼への景仰(けいこう)は...
吉川英治 「三国志」
...武家のまわりには知らないこの一偉人につよい景仰(けいこう)を禁じえなかったにちがいない...
吉川英治 「私本太平記」
...もっともそれくらいな景仰(けいこう)をあつめていなければ...
吉川英治 「新書太閤記」
...諸人は常にその職能に景仰(けいこう)と信望をかけていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分の景仰する古人に対して...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...武蔵の研究とか景仰とかいうものは...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...わけてかれがもっとも景仰(けいこう)しておかないひとは...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...頼朝という人間のみに景仰(けいこう)を持ったわけではない...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索