...それに関しては真空中の各の光線が普遍的な速度 c をもって伝播すると云うことです...
アルベルト・アインスタイン 石原純訳 「相対性理論」
...換言すれば普遍的なるものに對する奉仕である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...そうしてわれわれのこの世界に普遍的なものでなければならないのである...
寺田寅彦 「科学と文学」
...厳密な意味において普遍的な正確な方則が可能であろうか...
寺田寅彦 「方則について」
...之は取りも直さずかの社会的意識を云い表わすに最も適切で普遍的な概念でなければならぬ...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...その点から云えばファシズム・イデオロギーにはここでも亦何の普遍的な理論的体系もない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...思想はもっと日常的にフンダンに見出される処の普遍的な現象なのである...
戸坂潤 「哲学の現代的意義」
...啓蒙の永久に変らぬ普遍的な主義を...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...宝と自由と普遍的な好奇とを有する精神が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
......
中野鈴子 「ふしあわせ者のうた」
...普遍的な客観性をもつということである...
中谷宇吉郎 「茶碗の曲線」
...その作用の不断にして普遍的なることを示している...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...感傷は情念の一つの普遍的な形式である...
三木清 「人生論ノート」
...私の價値は私自身にではなく私を超えて普遍的なものに依存してゐるのではないか...
三木清 「人生論ノート」
...特殊的なもののうちに普遍的なものを見る眼を養はなければならぬ...
三木清 「哲學はどう學んでゆくか」
...一般的事務家の普遍的な文化水準には達していて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...まことに普遍的な正義と真理の存在することと...
矢部貞治 「政治学入門」
...普遍的な政治や法律や文芸や宗教が形成せられたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
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