例文・使い方一覧でみる「普」の意味
スポンサーリンク...精微な空気（エーテル）を粗鬆な（普通の）空気から取り分けた... 
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...普通の新聞型十頁を毎週一回出すのであるから...
石川三四郎 「浪」
...荒い縞の普通着（ふだんぎ）（郷里（くに）では無論普通に着なかつたが）を出して着換へた...
石川啄木 「天鵞絨」
...社會主義のセオリイがそれだけ普遍的な眞理を含んでゐるといふことよりも...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...恁ういう交通の少ない国の書目は最も普通のものでも猶お珍奇とするに足る...
内田魯庵 「灰燼十万巻」
...普通の視力をもっているものには「１」という数字が見える場合にも...
海野十三 「赤外線男」
...私は普通なら遠慮すべき所を...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...普通の細君のように仕えた...
田中貢太郎 「緑衣人伝」
...それがそういう場合に普通な柱状渦（ちゅうじょうか）を成して...
寺田寅彦 「自然界の縞模様」
...主観の普遍的必然的構成に於て初めて浮び出るようなそのような存在でもなくして...
戸坂潤 「科学方法論」
...普通にありふれた空虚な辞令でなかったのはたしかである...
夏目漱石 「長谷川君と余」
...その二類の区別は普通の仮名の区別には一致しないのであります...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...たとえば義政の東山の普請につき...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...高知における西洋音楽の普及運動郷里へ帰ると...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...熱心の点においては決して普通の歌よみどもには負け不申（もうさず）候...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...彼に於てはまた數學的自然科學の普遍妥當性の權利付がその中心問題であつたのであるが...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...普通言ふ「変つた書き方」といふやうな感じで読む方があたりまへであつたかも知れないほど...
水野葉舟 「言文一致」
...普通の礼儀だそうだが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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