...大兵肥満の晋子其角(しんしきかく)が...
芥川龍之介 「枯野抄」
...廷章の足はいつの間にか晋陽の城市の方へ向いていた...
田中貢太郎 「竇氏」
...晋陽の府廨(やくしょ)から来た吏(やくにん)が検案(けんあん)しているところであった...
田中貢太郎 「竇氏」
...晋吉はふふんと空嘯いているので...
豊島与志雄 「白血球」
...晋吉が其処につっ立っていた...
豊島与志雄 「白血球」
...晋作や秋子にとっては...
豊島与志雄 「白血球」
...晋に入った衛の太子は...
中島敦 「盈虚」
...晋国の圧迫と太子の専横(せんおう)とに対して確乎たる処置を講ずる代りに...
中島敦 「盈虚」
...西方からの晋軍の侵入と呼応して...
中島敦 「盈虚」
...勸工塲(くわんこうば)ものゝ筆立(ふでた)てに晋唐小楷(しんとうしようかい)の...
樋口一葉 「われから」
...漢高祖が白蛇を斬った剣は晋の時自ら庫の屋を穿って火災を遁(のが)れ飛び去った由(『淵鑑類函』二二三)...
南方熊楠 「十二支考」
...而晋唐者漢之末流...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...八月廿八日菅太中晋帥(くわんたいちゆうしんすゐ)...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また二世瑞仙晋の撰んだ池田氏(し)行状をも疑わざることを得ない...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「まことに御無沙汰を仕りました」という晋吾の挨拶でわれに返り...
山本周五郎 「菊屋敷」
...晋吾はこのありさまをよくみて帰藩したのである...
山本周五郎 「菊屋敷」
...晋文匡扶(しんぶんきょうふ)の才なきを笑い...
吉川英治 「三国志」
...晋(しん)の予譲(よじょう)に倣(なら)うまでもなく...
吉川英治 「新書太閤記」
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