...晋陽の世家(きゅうか)として知られているこの佻脱(こざいし)の青年は...
田中貢太郎 「竇氏」
...南は恐れて晋陽の令をはじめ要路の吏に賄賂を用いたので...
田中貢太郎 「竇氏」
...晋陽屈指の大家を親に持った...
田中貢太郎 「竇氏」
...影法師に凝り出した晋吉の様子までが...
豊島与志雄 「白血球」
...晋作はしきりに云い訳らしいことを云った...
豊島与志雄 「白血球」
...剣術を使わんがために生きている」「うむ」「高杉晋作は...
中里介山 「大菩薩峠」
...晋侯に一応の御挨拶がありたい...
中島敦 「盈虚」
...智の父は晋侯の寵臣であり...
中島敦 「妖氛録」
...支那でも東晋の李嵩涼州に牧だった時...
南方熊楠 「十二支考」
...仏これを聞いてかかる事した比丘を突吉羅(ときら)罪とした(東晋訳『十誦律毘尼序』巻下)...
南方熊楠 「十二支考」
...予未見の書『異苑』に西域に鼠王国あり、鼠大なるは狗のごとく、中なるは兎、小なるは常の鼠のごとし、頭ことごとく白く、帯しむるに金枷(きんか)を以てす、商賈(しょうこ)その国を経過するありて、まず祀らざれば人の衣裳を噛む、沙門の呪願を得れば他なきを獲、晋の釈道安、昔西方に至り親しくかくのごときを見たという(『類函』四三二)...
南方熊楠 「十二支考」
...晋帥(しんすゐ)骨相之屯(こつさうのじゆん)もおもふべし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...」此中「晋帥」の二字だけが茶山の自署である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...此年池田氏の宗家で二世瑞仙晋(ずゐせんしん)が七十七歳で歿した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...更に門人村岡晋(むらおかしん)を養って子とし...
森鴎外 「渋江抽斎」
...「……それではあまり勝手すぎますよ小松」十五晋太郎を返してしまう...
山本周五郎 「菊屋敷」
...晋太郎は自分のさし示した道を逞ましく生きて呉れるだろう...
山本周五郎 「菊屋敷」
...春秋の時代に晋(しん)の献公(けんこう)の夫人には...
吉川英治 「三国志」
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