...晋(しん)国の水晶簾(すゐしやうれん)などとならぶ中に...
泉鏡花 「いろ扱ひ」
...其処は晋陽(しんよう)の郊外であった...
田中貢太郎 「竇氏」
...廷章の足はいつの間にか晋陽の城市の方へ向いていた...
田中貢太郎 「竇氏」
...晋吉が棒のようにつっ立って居た...
豊島与志雄 「白血球」
...「小学校にも通ってる晋吉が...
豊島与志雄 「白血球」
...――晋作の家に怪しいことがあるという噂が拡まっている...
豊島与志雄 「白血球」
...晋吉の蝦蟇を呑もうとしてる大蛇の姿は...
豊島与志雄 「白血球」
...」晋作は意外の感に打たれて...
豊島与志雄 「白血球」
...ここにいる仏頂寺弥助と高杉晋作とが試合を試みたのはその時です...
中里介山 「大菩薩峠」
...出奔(しゅっぽん)した前太子は晋の力を借りて衛の西部に潜入(せんにゅう)し虎視眈々(こしたんたん)と衛侯の位を窺う...
中島敦 「弟子」
...巫臣は直ちに晋から書を送って之を詛(のろ)い...
中島敦 「妖氛録」
...中山晋平氏に「東京ちょんきな」を習ふ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...『太平広記』二一六に『国史補遺』を引いて、晋の隗、易を善くす、臨終に妻子に告げたは、後来大いに荒るるといえども宅を売るなかれ、今より五年して、詔使の氏がここへくるはず、この人われに借金あり、予が書き付けおく板を証拠として債促(さいそく)せよ、と言って死んだ...
南方熊楠 「易の占いして金取り出だしたること」
...晋の叔向に再嫁して子を生めり...
南方熊楠 「十二支考」
...菅太仲晋帥...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...云晋戈所状...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...初代瑞仙の宗家を襲(つ)いだ霧渓晋(むけいしん)の姻家窪田氏所蔵の「池田氏系図」を引用した...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...「漢晋(かんしん)春秋」「亮集(りょうしゅう)」「後主伝(こうしゅでん)」等に記載されている所を綜合してみると...
吉川英治 「三国志」
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