...かくして貧弱なる理想と俗悪なる精神とを有するルウズヴエルトの如き人間が時代の寵児として名誉を博するに至るのである...
エンマ・ゴルドマン 伊藤野枝訳 「少数と多数」
...そういう見地からいうと芭蕉は時代の寵児(ちょうじ)だともいえます...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...楽々と育(はぐく)まれて来たさすが時代の寵児(ちょうじ)であっただけに...
徳田秋声 「縮図」
...時代の寵児であるであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...ああなると近藤勇もまた時代の寵児(ちょうじ)だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...今の時代の寵児(ちょうじ)かなんかに祭り上げてしまうから...
中里介山 「大菩薩峠」
...本来なら肩で風を切る時代の寵児達に混じって...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...流行を追って時代の寵児でもありたいと思った...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...それに時代の寵児により保証済みだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「死の土壌」
...彼を一躍時代の寵児たらしめたものである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...――そうした時代の寵児(ちょうじ)が...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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