...日本列島の昼夜帯の気温差は大きい...
...飛行機に乗るときは、昼夜帯の時間差に注意が必要だ...
...昼夜帯には昼間仕事をする人と夜勤の人がいる...
...昼夜帯の交通渋滞はひどくて、通勤に時間がかかる...
...昼夜帯には、生物の活動によって生まれる生物リズムがある...
...黒繻子と水色匹田(ひった)の昼夜帯(ちゅうやおび)をしめて...
有島武郎 「或る女」
...所帯ぎれのした昼夜帯も(お互に貧乏で...
泉鏡花 「薄紅梅」
...お道さんは、半襟の掛った縞の着ものに、前垂掛(まえだれがけ)、昼夜帯、若い世話女房といった形で、その髪のいい、垢抜(あかぬけ)のした白い顔を、神妙に俯向(うつむ)いて、麁末(そまつ)な椅子に掛けて、卓子(テエブル)に凭掛(よりかか)って、足袋を繕っていましたよ、紺足袋を……(鋳掛……錠前の直し...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...昼夜帯の暗いのに...
泉鏡花 「女客」
...昼夜帯の間に挟んで帰った酸漿を...
泉鏡花 「婦系図」
...鍵を昼夜帯へ突込んで...
泉鏡花 「婦系図」
...質素(じみ)な浴衣に昼夜帯を……もっともお太鼓に結んで...
泉鏡花 「婦系図」
...博多(はかた)と繻子(しゅす)との昼夜帯...
岩野泡鳴 「耽溺」
...短冊(たんざく)のような型のある緋(あか)い昼夜帯(ちゅうやおび)を見せたお鶴が...
田中貢太郎 「春心」
...博多(はかた)と琥珀(こはく)の昼夜帯の間から紙入を取出すと...
徳田秋声 「あらくれ」
...しどけなく引掛(ひっかけ)に結んだ昼夜帯(ちゅうやおび)...
永井荷風 「妾宅」
...中形の浴衣に糸巻崩(いとまきくず)し昼夜帯(ちゅうやおび)の引掛(ひっかけ)という様子なり物言いなり仲町(なかちょう)の妓(はおり)と思う人はあるかも知れぬが...
永井荷風 「散柳窓夕栄」
...緋(ひ)の板〆縮緬(いたじめぢりめん)に鶯(うぐいす)色の繻子(しゅす)の昼夜帯(はらあわせ)を...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...こんなくだらない郷愁しかないのだ!(三月×日)昼夜帯と本を二三冊売って二円十銭つくる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...昼夜帯をそばに敷て...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...黒襦子(くろじゆす)と染分(そめわけ)絞りの昼夜帯(ちうやおび)胸だかに...
樋口一葉 「たけくらべ」
...次の「春色昼夜帯」の序幕一寸見て帰る...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...揃って、小豆(あずき)っぽい唐桟柄(とうざんがら)に、襟をかけ、黒繻子(くろじゅす)の、粋な昼夜帯の、中年増だ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
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