...もうお昼に近いので小鳥は二羽しかかかっていず...
石川欣一 「可愛い山」
...新田先生は、お昼前、無事に東京羽田の空港に着いた...
海野十三 「火星兵団」
...さ、昼飯でもやろう...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...姉ちゃんに此方でお昼の御飯食べるつもりで早ういらっしゃい云うてほしい...
谷崎潤一郎 「細雪」
...昼飯は茶屋へ行って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...その講談は老人の猶衰えなかった頃徒歩して昼寄席(ひるよせ)に通い...
永井荷風 「百花園」
...ホッと一息ついた二人の旅人を見たのは青天白日の真昼時のことでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...昼の疲れを忘れるため...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...三日を除くの外(ほか)昼夜止むことなし...
野中到 「寒中滞岳記」
...然るに分娩(ぶんべん)の際(さい)は非常なる難産にして苦悶二昼夜に亙(わた)り...
福田英子 「母となる」
...昼夜となっても、この劇場なら楽なものなり、俺にとっては、梅コマは運動会の毎日だった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...昼間からこんなに啼くことも珍らしい...
堀辰雄 「ほととぎす」
...寄席を出てからやるせなさすぎる! 昼席は...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...長い昼の休み時間にしか遊びにゆけなかった...
宮本百合子 「女の学校」
...それをガーゼにつつんで昼まで両方の眼をひやしました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...暑い昼中というのに...
吉川英治 「黒田如水」
...主君の母堂や夫人の落ちのびた先を昼から捜しに出ていたのであった...
吉川英治 「新書太閤記」
...夜も昼も音頭と囃子(はやし)で練りあるく...
吉川英治 「新・水滸伝」
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